青野山(908m)

【前書き】
 津和野通いのため、最近ではほとんど毎週この青野山を見ています。何度見ても独特の形をした印象に残る山です。ついこの間登ったように感じていましたが、約10年ぶりの登山です。今回は、笹山登山口から登り、青野磧(あおのがわら)駐車場に下山して、歩いて笹山登山口に戻る周回コースを歩きました。

【年月日】’14.2.1(土)
【同行者】単独
【コースタイム】笹山登山口(7:45)→山頂(8:50-9:10)→青野磧駐車場(10:10)→笹山登山口(10:30)

【写真と解説】

 本当は青野磧駐車場に車を置いて、歩いて笹山登山口まで回り、それから歩き始めるつもりでしたが、ナビも道路の標識も砂利道に私を誘導したため、青野磧駐車場に行くのは諦めました。
 青野磧駐車場に行く最も良い道は、上の写真、笹山登山口の新しくできた左の道を進めばよいです。歩いて20分、車だと3分程度でしょうか。
 10年前と比べるとベンチも設置され、だいぶ良くなりました。笹山登山口にも周辺にも道路脇に駐車スペースがあるので駐車可能です。


 登山道には1994年6月5日に津和野小学校の生徒たちが100m毎に設置した丸い看板が掛かっています。生徒たちの何名が津和野に残っているのでしょうか。過疎の町。


 山頂付近は雪で覆われていました。これから北側の青野磧登山口に下山しようと思うのですが、標識も足跡もありません。少し不安になって早めの昼食を取りました。


 北側は雪が深くて20cm程度。僅かにスノーシューが歩いた跡があります。スパッツを着けて、地図を確認して青野磧方面に下ります。写真は日原方面。今日は霞んで安蔵寺山は全く見えません。


 ズボズボと雪に埋まりながら進みます。心境としては、道に迷ったら戻ればよい。ただ、吹雪いている時はあっという間に自分の足跡が消されていくのでこういうことは出来ません。


 さすがに北側斜面です。雪道がずっと続きます。笹山登山口からの南側斜面とは大違いです。これだけ雪が残っているとは思いませんでした。


 段々雪が減ってきました。中々感じが良いです。


 津和野から日原に向かう国道9号線の東津和野大橋が眼下に見えます。ここをほとんど毎週走っています。


 青野磧駐車場です。トイレもあります。今日登ったのは私だけかもしれません。
 ここから笹山登山口にどう戻ればよいのか、山と渓谷社の「島根県の山」の地図を見てもさっぱりわかりません。まあ、舗装された道を行けば、どこか近くに戻るだろうと20分歩くとばったりでたのが、最初の写真の場所。笹山登山口でした。

【後書き】
 前回登ってから10年が経っていたとは驚きです。あっという間です。
 最近は山行回数が減っており、今回も非常に歩くのがきつかったのですが、山頂までの所要時間は今回の方が若干短い。体力はそれほど、衰えていないということかな。


【前書き】
 私の生まれは島根なので時々今でも墓掃除や山の手入れに行きます。北九州から島根に行くには、小郡まで中国自動車道で行き、それから国道9号線で行くか、海岸線沿いを国道191号線で行くかの、どちらかになります。
 島根からの帰りに国道9号線を走っていると、日原を過ぎた辺りから真正面に見えてくる山があります。津和野にある青野山です。一度登ってみたいと思っていたのですが、今回、墓掃除に島根に行く途中に登ってみました。
 それにしても、国道9号線沿いの津和野のドライブインの廃れようは、凄いものがあります。ゆっくりドライブインに立ち寄るゆとりが世の中に無くなったのでしょうね!寂しいような気がします。
 尚、今回の笹山登山口は国道9号線沿いにある津和野の大きな赤い鳥居を見たら、その反対側に入っていけば辿り着けます。

【年月日】’03.12.14(日)
【同行者】単独
【コースタイム】笹山登山口(8:20)→山頂(9:30-52)→笹山登山口(10:40)

【写真と解説】

青野山
国道9号線を益田から下っていくと日原辺りから真正面に山が見えてきます。これが青野山です。

国道9号線は、この青野山の右側を通っていきます。

今回使った笹山登山口は、写真の青野山の真裏になります。
笹山登山口
本当は青野磧から登るつもりでしたが、間違って笹山登山口に来てしまいました。

登山口に入ると鳥居があって、横で作業をしている地元の人に挨拶をして登り始めました。
笹山登山口から見た青野山
笹山登山口から見た青野山ですが、何じゃこりゃと言うくらい低く感じます。

ここから山頂まで標高差で約400mちょっとでしょうか。500mに近いかも。

晴れていますが、この付近の村は一面雪で真っ白です。
登山道
登山道をしばらく進むと雪道に変わりました。

登山道の最初は植林帯ですが、山頂近くは落葉樹で囲まれています。

登山道には『津小』(津和野小学校?)の生徒が’94年に設置したのでしょうか、100m毎に山頂までの残りの距離を表示した看板が掛かっています。
ベンチから阿東町方面
国道9号線を登ってきたのですが、霧の中でした。

登山道の途中にベンチがあり、そこからさっき車で走って来た阿東町方面を見ると、まだたっぷりの霧の中に埋まっていました。
ベンチから十種ガ峰
ベンチからは十種ガ峰(とくさがみね)が目の前に見えます。姿が美しい。

国道9号線から雪に煙る十種ガ峰を見たことがありますが、その美しさに感動しました。

雪の十種ガ峰に一度登ってみたいと思います。
青野山山頂
登山道はずっと雪で覆われていましたが、山頂も雪です。

思ったよりも展望は良くありませんでした。

津和野の街を写真に撮りたかったのですが、全く見えません。

それでも色々な景色が見えます。
山頂から莇ガ岳方面
山頂からは莇ガ岳が近くに見えます。夏に登ったことがあります。
日原方面への道
山頂の北側からは、日原方面を見ました。

下山後は国道9号を北上して、日原、益田を経由して浜田まで行きます。
山頂から安蔵寺山
ちょっと霞んでますが、安蔵寺山も見えていました。いつか登ってみたいと考えています。

島根県内で一番高い山だそうです。
山頂から十種ガ峰
山頂からは展望が今一ですが、十種ガ峰が見えます。

いや、かっこいい山です。

【後書き】
 国道9号を通るたびに青野山を見ていましたが、やっと登る事が出来ました。一面雪で誰にも会うことなく登りました。中国地方の山は、静かで良いです。ゆっくりしたいなら派手さは無いですが、中国地方の山がお薦めです。

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