安蔵寺山(2)

【前書き】
 今年は北陸、東北地方で連日の猛吹雪や積雪が話題になっています。借家のある島根も雪が例年よりも多いようです。
 久しぶりに島根県の最高峰、借家の裏山の安蔵寺山に登ってみました。

【年月日】’18.2.18(日)
【同行者】昔の会社の登山部M君
【コースタイム】ゴギの郷登山口(8:45)→林道奥登山口(9:25)→廻り岩(10:45)→避難小屋(11:05)→展望所(12:00−15)
          →避難小屋(12:50)→廻り岩(13:00) →林道奥登山口(13:40)→ゴギの郷登山口(14:00)

【写真と解説】


 島根は水曜日頃まで降雪。その後、雨と曇りで温度も上昇という天気。今日の朝は山は零下10℃程度まで気温が下がっているはず。
 雪の状態が分からないのでアイゼンか、スノーシューかで迷いましたが、結局スノーシューを選択しました。
 結論から言えば、アイゼンもスノーシューも不要だったかもしれませんが、役には立ちました。


 樹林帯を越えて雪原に出たところは高度感があります。
 今日は私達の他に単独行者が1名あったのみでした。雪面には前日と思われるスノーシューとワカンのトレースがありました。
 トレースをたどるのは本当に楽です。4年前に腰まで埋もれながら登ったのに比べれば極楽です。


 看板の埋もれ方は4年前とほぼ同等かもしれません。


 手前尾根は赤土山、香仙原へ。一度は滑峠から香仙原に登って尾根伝いに安蔵寺山に来たいのですが、体力に自身がありません。
 右奥に十種ヶ峰、その右手前に青ノ山の丸い形が見えています。


 雲も無く絶景です。

【後書き】
 数日前から若干腰が痛く、どうなることかと内心心配していましたが、無事登ることができました。最近は体も硬くなり、腰を曲げてスノーシューを脱着するのも一苦労です。
 六日市からのこのコースは、尾根の直登で勾配も結構急ですが、道に迷う箇所もほとんど無いので冬山の初心者の練習には良いのではないかと思います。ただ、雪質と凍結状態に応じて、スノーシューなどの道具は必要になるかと思います。
 雪山は下山時に膝への衝撃がほとんど無いので膝痛持ちには良いです。


【前書き】
 連休で少し時間があるので借家の裏山の安蔵寺山に登ることにしました。体力的な問題と現在、奥谷登山口まで車が入れないこともあり、ショートコースの安蔵寺トンネル登山口から登ることにしました。

【年月日】’14.5.4(日)
【同行者】単独
【コースタイム】安蔵寺トンネル登山口(6:55)→縦走路(7:04)→中峰(8:10)→安蔵寺山(8:30)→展望所(8:35−45)
          →中峰(9:05)→トンネル方面分岐(10:00) →安蔵寺トンネル登山口(10:10)

【写真と解説】


 トンネル入り口の登山口です。トンネル上の尾根に生えている背の高い杉がアシオスギだと思います。約10分で奥谷登山口からの縦走路に合流します。


 合流地点から直ぐにミズナラの巨木に着きます。カシノナガキクイムシの駆除中です。


 北峰、中峰、寺屋敷跡を通って、最後の登りです。ブナはやっと芽吹き始めたところです。


 今日は空気が澄んで日本海まで見えます。海岸に風力発電の風車が見えます。益田にある高津川風力発電所かもしれません。


 展望所から高尻川方面です。


 冬にゴギの郷から登って来た雪原も笹原になっています。下の2月16日の写真と比べてください。


 下山後、林道を車で走っていると山肌が美しいので車を止めて写真を撮りました。

【後書き】
 今日は山頂を独り占めでした。5月の連休というのに山の中で遇ったのはたったの一人でした。静かに歩きたいので私にとっては良いのですが、少し寂しいような。
 借家に帰って、ハウスわさびの日よけ修正と借家周りの草刈りをしました。


【前書き】
 津和野町でわさび栽培の研修を受けている増子君が安蔵寺山に登りたいというので案内することに。しかし、彼は山の道具は何一つ持っていません。農作業用の長靴を履いてもらって、いざ雪の安蔵山へ。私がスノーシューで道を作る役。今日は高気圧が接近して天気は良いはず。

【年月日】’14.2.16(日)
【同行者】増子君
【コースタイム】ゴギの郷登山口(7:40)→林道奥登山口(8:10)→廻り岩(9:35)→避難小屋(9:55)→展望所(11:35−50)
          →避難小屋(12:20)→廻り岩(12:27) →林道奥登山口(13:20)→ゴギの郷登山口(13:40)

【写真と解説】


 ゴギの郷から増子君の4WDで林道終点登山口まで車を入れようとしましたが、約10m進んで諦めました。
 今日は山口ナンバーの先行者がいます。彼らは途中でワカンを履いたようです。登るスピードも速い。しかし、時間が無いとのことで避難小屋から引き返してきました。
 増子君の長靴を見られたらまずいなと思っていたら、案の定見つけられてしまいました。登山は道具ではない!と言いたいところですが。
 ここからは全くトレースがありません。雪が深くてどうしようもなければ撤退すればよいだけです。


 ここを登れば山頂が見えます。


 山頂までもう少し。


 スノーシューでも往生する場所が所々ありましたが、壺足ではこのような状態になることも。


 展望所が見えてきました。最後の登りです。風もなく天気が良くて良かった。


 展望所に着きました。テーブルもベンチも雪の下です。


 今日は誰も登って来ないだろうと考えていたら、数パーティに分かれて10名以上が登ってきました。
 ピッケルを持ってアイゼン装着の人も。パウダースノーでズボズボ雪に埋もれるのにアイゼンとは。ちょっと違うんじゃないかと思いながら、本日のトレースを付けたお礼を受けながら下山しました。

【後書き】
 今日は下山中に5〜6回転びました。それも主に前方に。尻もちではなく、顔の方から。さすがに顔面を雪面に着けることはありませんでしたが、情けない。前方に転ぶ時も倒れながら、この地面の切り株は避けなければならないなどと冷静に状況判断しながら転んでいたのでまだ良いが、今日は何か変だった。良く考えると後続の登山者に壺足で踏み固められた雪面をスノーシューを履いて下りていたことが主な原因かもしれない。それとも歳か。


【前書き】
 安蔵寺山山頂部は紅葉を迎えているようなので六日市側のゴギの郷から登ることにしました。

【年月日】’13.11.27(日)
【同行者】単独
【コースタイム】ゴギの郷登山口(11:00)→林道奥登山口(11:20)→廻り岩(12:15)→避難小屋(12:30)→展望所(13:10−20)
          →安蔵寺山山頂(13:30−35)→展望所(13:45)→避難小屋(14:25)→廻り岩(14:40) →林道奥登山口(15:15)
          →ゴギの郷登山口(15:35)

【写真と解説】


 ゴギの郷の登山口は、中国道の六日市ICからも比較的近くて便利です。ゴギの郷のログハウス村から100m程度上にこの安蔵寺山登山口があります。道路を隔てた河原には小さな公園があります。
 ここには10台位駐車可能です。


 登山口から暫く林道を歩きます。道の状況はあまり良くないので歩いた方が良いでしょう。


 林道終点の登山口です。大きな砂防堰を正面に見ながら大きくカーブした後にこの登山口があります。今日は写真右のスペースに乗用車が2台止めてありました。
 写真奥の小さな尾根に登るとあとはほとんど真っ直ぐ山頂まで直登していきます。


 登山道には大木はありませんが、綺麗な自然林が続きます。


 標高1000m付近にある避難小屋です。窓もなく、ちょっとした休憩には適していません。


 樹林帯を抜けたので登ってきた尾根を振り返ると紅葉しています。登山道を歩いていると木々はまだ緑に見えていたのですが、上から見ると色付いています。


 赤土山、香仙原へ続く尾根です。


 展望台から匹見側の斜面を見下ろしました。一番きれいに色付いているようです。


 帰りながら展望台方面を振り返りました。笹原の下にはリンドウが咲き始めていました。

【後書き】
 紅葉は木々の下を歩きながら楽しむものと何となく思っていましたが、山肌の紅葉を遠くから眺めるのも良いと思いました。
 季節の移ろいの早さを感じます。

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