金山(967m)

【前書き】
 3連休には遠出をするつもりですが、どうせ行くなら晴天を選ばねばなりません。大山に行こうかと考えていたのですが、曇りの予報なので近場の金山に切り換えました。前回、雨で途中から引き返しているので、今回は山頂を踏みたい。

【年月日】’08.10.12(日)
【コースタイム】花乱ノ滝奥の登山口(8:55)→直登・安後坂峠コース分岐(10:15) →(直登コース)
          →金山(11:00-30)→安後坂峠(12:12)→直登・安後坂峠コース分岐(12:25)→登山口(13:30)
【同行者】単独

【写真と解説】

 前回は花乱ノ滝の手前に車を止めましたが、今日は登山口前まで車を乗り入れました。
 既に2台置いてありました。3台連ねて車を置かれたら方向転換が出来ません。ここにはせいぜい4台程度しか駐車できません。
 車の側面を雑草で擦りながら登山口まで来たのですが、帰ってみると車に引っかき傷が鮮明についていました。
 空を見ると曇りで今にも雨が降り出しそう。一瞬帰ろうかとも思いましたが、気を持ち直して登ることに。
 サラシナショウマでしょうか。所々、咲いていました。もう少し鮮明に撮りたいのですが、腕が今一です。



 最初、トリカブトかと思いましたが、少し違うし、レイジンソウでしょうか。トリカブト属なので仲間ですね。たくさん咲いていました。



 やっぱり落ち着くのは水のある風景。苔むした岩と清流。いいですね。
 この後、金山への直登コースと安後坂峠コースの分岐がありました。登りは直登コースで下りを安後坂峠コースにすることにしました。



 金山山頂は結構狭いし、展望も南側しかありません。ちょっとがっかり。おにぎりを3個食べて、さて、安後坂峠はどっちか?
 地図上では、どっちに行っても良い様になっているが。結局、休憩20分、道迷い10分の30分間を山頂近傍で費やす。
 


 金山から安後坂峠までは九州自然歩道かな。道も良く非常に快適に歩けます。
 写真は安後坂峠です。「花乱の滝」の表示もあります。
 途中で登山者に道を確認したのですが、安後坂峠から花乱の滝コースは、「歩く人も少ないし、険しいコースなので注意してください」とのこと。
 ところが実際には、ここ安後坂峠から直登コース合流部までたったの13分。非常に楽チンコースです。
 やはり人の言うことは当てにできないこれ山の鉄則です。なぜなら体力と技術は各人各様だから。



 ジンジソウです。ピントが今一。撮影技術の限界を感じています。三脚持って歩くのはしたくないし。

【後書き】
 背振山系は尾根が急峻でなく、比較的平らであるため、保水性が良く、渓流が多くあります。水も豊かです。
 昔は、多くの炭焼きの人が山に入っていたのでしょう。
 金山は、人間と共存していた頃の自然がまだ残っているような気がします。
 金山も井原山も渓流沿いを登る楽しいコースだと思います。

【追記】
 植物の盗掘防止を呼びかける看板が何枚も掛かっていました。ツタ植物とか。貴重な植物は取引全面禁止にでもしないと駄目でしょう。栽培ものも含めて。
 情けないことです。


【前書き】
 背振山地の金山は1999年10月22日に登っているが、どこから登ったかも覚えていない。ガイド本を見ると種々コースが有るが、渓流沿いのコースが多く、楽しめそうなので再び登ることにした。
 当日、坊主ヶ滝があるコースの基点、国民宿舎千石荘を目指していったら、そこには湧水千石の郷の立派な正門があり、登山者の無断駐車に迷惑しているとの看板。さすがにこれを見ると登山者というだけで悪者みたいで正門の中に入る気も生じない。付近を少しうろついたが、駐車場所も登山口も分からないので、カーナビに出た花乱ノ滝から登ることに変更。

【年月日】’08.7.20(日)
【コースタイム】花乱ノ滝(8:45)→雨の為、中止(10:40) →駐車地点(11:40)
【同行者】単独

【写真と解説】

花乱ノ滝に向かう道は非常に狭いです。その狭い道を進んでいると前方に車が数台止めてあり、登山者がたむろしていたので、行き止まりかと思い付近に駐車しました。花乱ノ滝の直ぐ手前でした。彼らは沢登りの人達でした。金山の登山口はまだ上でした。
写真は花乱ノ滝です。この滝周辺での水遊びを目的に来る人も多いようです。下山してきたら浮き輪を持った家族連れや車がたくさんありました。

花乱ノ滝から登山口まで林道を暫く歩きました。
ここは沢登りのメッカらしく、感じの良い、比較的歩きやすそうな沢があります。
流れの緩やかな場所で子供を水遊びさせても良いと思います。

登山口から暫くは杉の植林帯などであまり面白くないコースもあります。
所々で沢に入ると良い眺めの場所もあります。
釣りをしている人がいましたが、山女でもいるのでしょうか。東北の山ならこれくらいの川には必ず岩魚がいるのですが。

杉の植林帯を抜けると自然林と苔むした岩と清流でほっとします。

この辺で雨も降り出しました。帰り始める人も出始めました。
さらに暫く歩くと雷もなり始めたので帰ることにしました。
今日は雨具を持参していませんでした。仮に持参していても蒸し暑いので着る気は全くありませんが。傘をさしている人がいましたが、これは正解です。中々山に慣れた人だと思いました。
私が下山し始めて、登ってくる人にたくさん会いました。皆さん気合が入っていますね。肥満のおじさんは、私が下山するのを見て、一緒に引き返し始めました。それだけ太っていたら暑くて登る気はしないでしょう。

【後書き】
 雨が降ったら、余程のことが無い限り、帰る。これは私のやり方。
 雨が予想されるときは登らない。だから高い金を出して買った雨具はほとんど着た事が無い。もう買って十年以上経つかも。ゴアテックスも駄目になってるんだろう。
 金山は秋か冬に再挑戦の予定です。

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