苅又山(960m)から鷹ノ巣山

【前書き】
 先週、薬師林道を歩いている時に苅又山への登山口を見つけました。苅又山へは’05.5.8(日)に南側の轟集落側から登っています。
 苅又山から西に延びる今日歩いた尾根の約1.5km北にほぼ平行に鷹ノ巣山一の岳、二ノ岳、三ノ岳の尾根があります。
 苅又山だけでなく思い切って鷹ノ巣山経由で車を置いた薬師林道に戻ることにしました。 

【年月日】’08.11.23(日)
【コースタイム】薬師林道入口(8:10)→(薬師林道)→苅又山登山口(8:40)→苅又山(10:10-20)
          →エスケープルート(10:52)→薬師林道堰堤(11:35)→(薬師林道)→彦水川入口(12:20)
          →鷹ノ巣山三ノ岳下(13:55)→二ノ岳(14:25)→(巻き道)→薬師林道入口(15:10)
【同行者】単独
【場所】国土地理院 ウォッちず地図閲覧サービス(試験公開) 503017 2万5千分1地形図名:英彦山 [北東]
【注意事項】彦水川コースは一般の登山コースではありません。入口に赤テープはありますが、途中から無くなります。

【写真と解説】

 苅又山です。裏英彦山ケルンの谷から南岳迂回路を歩いた時に撮影したものです。
 今回のコースは手前の尾根から奥の山頂まで歩きます。山頂から北(写真左)側に下山できれば、薬師林道の495m地点近くに下りて、彦水川源流コースの登山口が近くなるのですが、山頂からの下山コースはありませんでした。

 薬師林道の苅又山登山口です。先週撮影したものです。
 杉の植林帯の中、急坂を登ります。かなりの急坂ですが、標高差はせいぜい100m程度です。

 木の間から鷹ノ巣山が見えます。
 左から一、二、三ノ岳です。

 一ノ岳かと思っていたら英彦山の北岳でした。隣に中岳と南岳も見えます。

 三ノ岳です。右に岩頭が2本見えますが、そこが三ノ岳頂上への登り口になります。
 この岩壁は一般登山道としては結構、迫力があります。
 彦水川を遡ってたどり着くのは、岩頭の右側です。

 一ノ岳です。今日も迂回路を歩くので一ノ岳は素通りです。
 木の枝が邪魔をして中々風景を撮影できる場所がありません。尾根を歩きながら左手に木の間から鷹ノ巣山を見ることができます。

 尾根道は大した藪漕ぎも無く歩くことができます。所々、倒木やシャクナゲの枝で歩きにくい所がありますが、問題になるほどではありません。
 途中に薬師林道に下る分岐があります。非常に傾斜が急で登りには良くても下りにはかなりきつい坂です。

 苅又山山頂です。前回、轟集落から登った時にどの方向に下りたのか全然分かりません。
 今回の尾根コースは赤テープが完備していますが、轟集落からのコースは不完全です。

 下山は尾根の途中から薬師林道に下る道があったので、そこから下りました。
 最初は比較的良い道だったのですが、後半はめちゃくちゃ急で往生しました。多分、登り用ですね。
 沢に下りたらそこで赤テープが無くなり、現在位置不明で少し困りましたが、下っていくと堰堤があって、薬師林道に出ることができました。

 薬師林道を下って、標高495m地点のT字路を直進します。
 S字カーブの手前に橋があり、橋を渡って直ぐ左に行くと鷹ノ巣山への登山コースとなります。
 写真の左が今回の登山コースで右に行くと三陀山の登山口があります。

 直ぐに堰堤があって、写真の右側から山に入っていきます。

 暫く行くと滝があります。
 ここまでは川も少し荒れていますが、ここから上流は綺麗で穏やかな流れです。

 滝の上です。歩きやすいし、感じの良い場所です。
 先週歩いた時よりもこの河原歩きの距離が短く感じました。

 今日は三ノ岳は素通りです。二ノ岳手前で先程歩いてきた苅又山が綺麗に見えました。
 下りは多分、写真右側の手前に延びる尾根を下って来たのだと思います。

 二ノ岳の岩にしがみついてかろうじて撮影した三ノ岳。
 ところがその岩を降りて歩いていくと別の二ノ岳の岩場が。こっちの方が高そう。しかし、もう岩場を登る元気なし!
 足腰が高所恐怖症で萎えてます。

【後書き】
 薬師林道入口を基点に苅又山〜鷹ノ巣山〜薬師林道入口の周回コースが完成しました。
 望ましくは苅又山から薬師林道の495m付近に降りれたらもっと良いのですが。
 彦水川源流コースは先週に続いて歩いたので自分でもコースが明確になりました。堰堤から鷹ノ巣山三ノ岳まで約1時間半です。
 鷹ノ巣山の登山道の岩場が私が単独で登れる限界だと分かりました。

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