笠置山(かさぎ)山(425m)

【前書き】
 膝痛改善のため、ダイエットで少しづつ体重は減らしているものの大腿周囲の筋肉も激減しています。体重減が脂肪の減少なら良いものの普通はそれ以上に筋肉も減少しています。そろそろ大腿に筋肉をつけるためにも山登りをした方が良いかなと思い、YAMAPで近所の山を探して当たったのが笠置山です。登山口が千石峡にあります。千石峡は約60年前に親に連れられて行った時の記憶が鮮明に残っています。現在の風景を確認したいと思い行ってみました。

【年月日】’21.3.3(水)

【コースタイム】花の水辺公園(9:25)→千石登山口(9:40)→主尾根(10:35)→笠置山(10:48~11:10)→(谷・尾根コース分岐)
          →(尾根コース)→キャンプ場(12:37)→花の水辺公園(13:05)
【同行者】単独

写真と解説

 花の水辺公園です。キャンプの季節でもないし、平日だし、コロナもあるし、がらんとしています。
 ここを出発点にすると山頂に向けて右回りか、左回りで歩くかという選択を迫られるのですが、急登は登りに使うというのが鉄則です。特に膝の具合が悪い私は右回りしかないでしょう、というのが結論。車で来た道を千石登山口まで戻ります。


 この山、標高425mなので軽く考えていましたが、結構登りごたえがありました。尾根に出るまでも急登があるし、感じの良い尾根に出てからも適当に急登があります。
 元々この山は笠木城(かさぎじょう)という山城があった場所で千石登山口から登ってくるとこれが二の丸跡?、三の丸跡?というのが何となく分かります。
 山頂からの展望は最高です。


 東に目をやると写真左の最も高いのが福智山。右に向けて赤牟田の辻、焼立山、牛斬山、香春岳、一番右の奥が飯岳山です。


 南東方面は写真左奥が犬が岳、中央に鷹ノ巣山と英彦山が見えます。


 南南東には写真中央奥に左から馬見山、屏山、古処山。


 南南西では手前中央左寄りの尖がった山が龍王山。中央奥に三群山、左奥が大根地山。どれも懐かしい山です。
 帰りは千石キャンプ場へヤマップの地図で一本道だと思っていたら尾根コースがあって、何も考えずに道の良い尾根コースを辿っていたら途中でコース外れに気が付き、少し焦りましたが、ナビもあるし、無事千石キャンプ場に帰り着きました。予め地図を見て、自分が歩くコースが谷沿いなのか、尾根伝いなのか位は確認しておかないといけませんね。
 この尾根コースは道は良いのですが、少し案内板が不足しているので下りに使う場合には注意した方が良いかもしれません。

【後書き】
 久しぶりに良く歩いたという気分になりました。展望も良いし、笠置山は良い山だと思いました。ただ、千石峡は60年前に見た姿とは大きく変わっていました。力丸ダムが出来た為か水量も少なく、昔の面影はありませんでした。
 帰りの尾根コースは意図せずに使うことになりましたが、他のコースはやたら案内板が多いのにここにはほとんど案内板が無いのには困りました。案内板を置かない方針ならそれはそれで自己責任で登るので良いのですが。

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