元越山(582m)

【前書き】
 元越山は一等三角点(本点)が全国で347点ある中の景観ベスト4ということらしいので是非その景色を見てみたいと思っていましたが、この土曜は九州北部が高気圧に覆われるので、日の出と絶景を見に登ることにしました。

【年月日】’12.10.20(土)
【同行者】単独
【コースタイム】
  (移動)19日(金):自宅(20:30)→宇佐IC(22:15)→大分松岡P仮眠(23:00-4:00)→佐伯IC(4:30)→宮河内登山口(4:50)
  (登山)20日(土):登山口(5:00)→林道(6:00)→元越山(6:23-50)→林道(7:25)→登山口(8:25)
  (移動)       :宮河内登山口(8:30)→佐伯IC(8:50)→宇佐IC(10:10)→自宅(12:00)

【写真と解説】


 日の出が6時20分頃なので5時に登り始めれば、日の出に十分に間に合うだろうと登山口を出発。登山口周辺は真っ暗なのでヘッドランプを付けて登り始める。当然、空もまだ真っ暗。登山道はえぐれて溝状になっており、所々に雨で流されてきた落ち葉が堆積している。ヘッドランプに照らされた登山道は荒れているように思える。道を間違えるような場所は無いのでスイスイ登るが時々蜘蛛の巣に突っ込むのでストックで蜘蛛の巣を払いながら登る。
 途中で林道に出たが、9年前に娘と登った時には無かったような。この頃には空も白み始めて、ひょっとすると日の出に間に合わないかも、と心配になり始める。この時が6時なので後20分で登らねばならない。ピッチを上げて息を切らせながら登るが、空は急激に明るくなり始める。山頂手前900mから100mおきに標識が立っているが、東の空はメチャクチャ明るくなっており、半分は諦め、半分は最後まで粘ろうとゼイゼイ言いながら登る。6時23分に山頂到着。直ぐにカメラを出して撮影。何とか間に合った。


 太陽は登り始めたら早い。バチバチ写真を撮る。


 朝日の中、丸硝ノ鼻付近で漁をする漁船。


 北東方向、高手島、小間島、右に小さな島が連なったようなのが大島の赤鼻です。


 観音鼻と横島です。写真中央の横一列の3つのピークを持った島が横島。それに連なる左に少し見えているのが観音鼻です。


 朝日を浴びる元越山の山頂です。9年前の正月に娘と登りました。子供との思い出があるというのは、中々良いものです。
 さて、期待した高気圧でしたが、四国はぼんやりとしか見えないし、西方は完全に霞んで何も見えない状態。少しがっかりでした。


 林道と東屋です。東屋は出来たてといった感じ。登ってみましたが、大した景色は見えないし、あまり意味のないような。


 登山道のシダ類。


 やっと下山しました。久しぶりの夜間?登山を敢行。樹林帯でヘッドランプを付けて登るのは初めてでしたが、そのうち日が登るという安心感もあって、あまり恐怖感も感じることなく登れました。因みに今日は山で誰にも会いませんでした。

【後書き】
 九重の大船山の紅葉が良さそうとのこと。私は天邪鬼ですから人が押し掛けるところには行かないのです。今年の紅葉は椎葉で見られるかな?


【前書き】
 国木田独歩が山頂からの光景の素晴らしさに涙を流しそうになったという元越山です。一等三角点(本点)が全国で347点ある中の景観ベスト4に入るそうです。
 これだけ聞けば、是非登ってみたいと思わないと嘘でしょう。

【年月日】’03.1.2(木)
【同行者】娘(小5)
【コースタイム】登山口(8:35)→入角地蔵(9:35)→中地蔵(10:00)→元越山(10:25-50)
         →中地蔵(11:15)→入角地蔵(11:35)→登山口(12:25)

【写真と解説】

山頂から丸硝ノ鼻方面
山頂から南東方向です。

入り江が宮野浦。
中央沖の島が沖黒島、左下が地黒島と丸硝ノ鼻です。

残念ながら雲が多く、雲の間から日が差していました。
山頂から鶴御崎方面
山頂から東北東方向です。

下段左側が竹野浦です。

遠くには四国も見えていました。結構、近くに見えるものです。
佐伯湾の大入島と彦岳
佐伯湾です。中央より左側に僅かに膨らんで見えるのが、彦岳です。

北九州からは、宇佐別府道路経由で津久見まで高速、津久見から県道でしょうか、彦岳の近くを通って約3時間半で登山口に着きました。
山頂から大崩、祖母・傾方面
遠方左側が大崩や新百姓山、
右側が祖母・傾方面だと思います。

この日、内陸部は晴れていたようです。九重や阿蘇では雲ひとつ無い晴天だったそうですから。
山頂の展望案内碑
山頂には地区の人のボランティアにより展望案内碑が2000年に設置されています。

360度の展望です。
入角地蔵下の登山道
登山道は良く整備されていて迷うようなところはありませんでした。

登山道にはシダだ多いですが、歩きやすいです。
宮河内登山口
登山口には、杖、登山者名簿、トイレの案内があります。

登山口前には駐車場があります。

大型バスは公民館付近にとの事です。

正月だというのに寒い中、高齢の方が元越山資料(木立郷土史研究クラブ提供)を配布されていました。

尚、トイレは登山口隣の民家の方が、登山者の為に開放されていました。

【後書き】
 天気が今一で残念でした。しかし、地元の人達が大切にされている山だと言うことが良く分かりました。
 天気が良いときにどのような景色が楽しめるのか、それが気掛かり。

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