明神ヶ辻山(96m)・朳(えぶり)山(84m)

【前書き】
 先日の多賀山・豊前坊山に続き、同地区の山というか丘を歩きました。山というよりも散歩コースですが、膝の悪い私にとっては膝回復のための有難いコースです。
 しかし、最初からコースを誤りました。低山ではよくある事です。

【年月日】’21.1.30(土)

【コースタイム】水巻町総合運動公園駐車場(14:50)→明神ヶ辻山(15:03-15)→朳山(15:20)→駐車場(15:38)
【同行者】単独

写真と解説


 午前中は内輪の小さな祝い事もあって体を動かすことなく食べたので体重増加が心配。天気はあまり良くないものの先日の続きで水巻の山に登るというか、散策に来ました。
 YAMAPの地図に従って総合運動公園の西側の住宅街の路地を南下しますが明神ヶ辻山に行く道はありません。完全に失敗。総合運動公園の案内板にあるように遊歩道を辿るのが正解。
 総合運動公園駐車場の上に弓道場の広い駐車場があり、弓道場の脇の道が明神ヶ辻山への遊歩道の入口です。上の写真が弓道場です。後ろの山が明神ヶ辻山です。


 林道でも階段でも上に登れば明神ヶ辻山に着きます。頂上には写真右の円形に登る展望台があります。


 展望台からは東に権現山(右のアンテナの山)と皿倉山(左のアンテナの山)が見えます。展望案内板には皿倉山と帆柱山が載っていましたが、帆柱山は知っている人にしか認識できないと思います。


  少し北に視線を移すと右奥に足立山でしょうか、左は若松の山です。中央は黒崎から戸畑方面だと思います。


 もう少し北に視線を移すと写真右奥が若松の山で写真左の山が日ノ峰山(114m)でしょうか。何となく登ってみたい気になります。


 明神ヶ辻山から朳山に向かいますが、道は完全に荒れています。赤テープや黄色のテープが出鱈目に貼ってあるのでどれも信用できません。山頂に着かないうちに下り始めたので迷ったと思いYAMAPのナビでコースを修正して朳山に着きました。小さな朳山を表示する板が一枚あるのみ。
 山頂付近には棘のある落葉樹。展望も無し。しかし、“えぶり”という名前は珍しい。麓の地名も“えぶり”。“えぶり”とは水田を均したりする農具を意味するらしい。直ぐ近くの立屋敷は稲作文化発祥の地と言われているので、稲作に使う“えぶり”に山を見立てて名前を付けたのかもしれないですね。

【後書き】
 この地区は弥生時代から稲作が行われてきた場所で、“えぶり”という地名や山名も興味深いです。
 暫くは低山で膝を慣らす必要があるかもしれません。

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