龍護峰(426m)

【前書き】
 秋吉台の龍護峰は、ヤマケイアルペンガイド“中国の山”にも載っているので昔から知っていたのですが、カルスト台地で丘のようなので特に登る気にもなりませんでした。ところが、梅雨の時期になり、梅雨前線を避けるには北上するしかないと考えたのですが、島根まで行くのは遠いし、近場で登ってない山を考えると龍護峰。
 緑が結構綺麗なようだし、体重が増えた体には丘くらいが丁度良いかもしれない、と考えました。

【年月日】’07.6.16(土)
【コースタイム】秋吉台家族旅行村(10:15)→御鉢山(11:00-10)→龍護峰(11:20-40)→旅行村(12:20)
【同行者】単独
【場所】国土地理院 ウオッちず地図閲覧サービス(試験公開) 513122 2万5千分1地形図名:秋吉台 [北西]

【写真と解説】

御鉢山と龍護峰
秋吉台家族旅行村の駐車場に車を入れて(\500)、駐車場手前の龍護峰登山口から登り始めました。

最初は植林の作業道を辿る。しばらく行くと林を出るが、どこに龍護峰があるのか、分からない。時々、ガイドブックの地図と磁石で概略の方向を決めようとするが、良く分からない。

中学生の時から数学の図形は苦手だし、地下鉄などで階段を下りながら一回転すると方向が分からなくなる。どうも私の脳は空間を認識する能力が劣っている。

写真の左の丘が御鉢山、右手奥に龍護峰。
御鉢山から龍護峰
今日は暑かった。

御鉢山から龍護峰まで水平距離で400m位の緩やかな登りなのにきつい。しかし、このような広々とした空間を歩くことはめったにない。

秋吉台は日本一広いカルスト台地というが、北九州の平尾台の方が広いような気もするが。
ウツボグサ
ウツボグサだと思います。

至るところに咲いていました。

写真を撮ろうとして、撮影に適した花を探しましたが、中々適当なものは見つかりませんでした。
御鉢山からカルスト台地
御鉢山からは秋吉台のカルスト台地の全体を見渡すことが出来ます。

平尾台に比べると凹凸が少なく(山がなく)、地表の石灰岩の大きさが小さいような気がするのですが。

秋吉台の方が地表に出たのが、早いのか?
桂木山
20万分の一地形図で山座同定しました。

龍護峰の北には桂木山が見えます。

中国地方はあまり来ないので、地図だけで山座同定するのは難しいです。

やはり一度登った山は愛着もあり、自信を持って同定することが出来ます。
花尾山
北東方向の花尾山だと思います。

花尾山にはまだ登っていません。

そのうち登ろうと思います。
日ノ岳
南方に日ノ岳が見えます。写真中央です。

ニコンD40とズームレンズ18-135mmに代えて、拡大倍率は最大10から7倍程度だったかな?まで下がりましたが、この程度ズームが効けば問題無いと思います。
権現山
下山コースは御鉢山の南を通る近道を選びました。

旅行村の近くまで下山して、道が分からなくなりました。

写真中央の山は権現山だと思います。東方です。

【後書き】
 龍護峰は確かに丘なのですが、最初暑くて疲れました。熱中症で倒れるのではないかと思ったくらいです。その原因は、それだけ私の体力が落ちているからだろうと思います。
 今日、山頂から見た山は、登山道があれば、その内登りたいと思います。北九州からも手頃な距離です。

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