白口岳(1720m)

【前書き】
 先週の指山に引き続き、今週もミヤマキリシマを見に九重へ。ただ、人の多いのは嫌いなので白口岳に。北千里ヶ浜をまだ歩いたことはないし、鉾立峠にも行ったことはないし。フラフラと歩き回ることに。

【年月日】’12.6.10(日)
【コースタイム】長者原(7:10)→スガモリ越(8:45)→法華院温泉(9:40)→鉾立峠(10:10−30)→白口岳(11:30−45)
          →中岳(12:35)→久住別れ(13:05)→スガモリ越(13:50)→長者原(14:50)

【同行者】単独

【写真と解説】

 三俣山に登りながらこれまで北千里ヶ浜を見下ろして、ほとんど人は通っていないようだが、人が歩いた痕跡はあるので、一度歩いてみたいと思っていました。
 北千里ヶ浜では昭和38年の元旦に吹雪に巻かれた男女7人が遭難死しています。当時はまだ綿の衣類が主流だったでしょうから現在よりも相当登山条件は厳しかったでしょう。


 三俣山のミヤマキリシマです。


 法華院温泉に下ります。大船、ボウガツル、山頂がピンクに染まった平治岳が見えます。


 さすが平治岳です。遠くからこの色を眺めるのも良いものです。この色なら今年は良さそうですね。


 法華院温泉から鉾立峠に行く分岐の標識が無くて、少し道に迷いました。鉾立峠に行く途中で出会ったのは子ども連れの一組のみ。
 鉾立峠では立中山からの下山者や鍋割峠から登ってきた登山者に会いましたが、比較的人は少なかったです。


 鉾立峠から見た三俣山。見る角度と光の当たり具合によっては、三俣山の東側斜面も相当輝いて見えるのですが。


 今から登る白口岳です。
 今日は南側からどんどんガスが湧いてきます。結構、急勾配です。


 山頂付近のマイズルソウとミヤマキリシマ。ここのミヤマキリシマは花が小さくて、未熟です。
 そういえば、白口岳の西側斜面、稲星山、中岳南側斜面もミヤマキリシマが茶色でほとんど花が付いていませんでした。


 白口岳山頂からです。写真左が稲星山。右の窪地が東千里ヶ浜。


 視界を右にずらすと東千里ヶ浜の右に中岳。
 鉾立峠で食べたチョコレートの残りを食べようとしたら、既に融けてドロドロ。今日は暑いとはいえ、チョコがドロドロとは。
 だいぶ疲れたので今日は東千里ヶ浜を通って、久住別れまで行こうかな、と地図を見ながら考える。


 鉾立峠から南は雲が湧いていますが、平治岳の方にも雲が流れて中々見えなかったのが、見えました。平治岳のミヤマキリシマ良さそうですね。
 これは稲星山と中岳の間の峠から撮影したものです。


 右は白口岳の斜面。疲れたので中岳には登らずに御池の淵を通って帰ろうか、と考えていたのですが、相当年配の人も登っていたので、若い自分がこんなことでどうするのだ、と発破を掛けて登ることに。


 さすがに写真右奥の天狗まではよう行きません。御池を通って、久住別れへ。


 久住別れからスガモリ越へ。ここを下るのは初めてです。正面は三俣山です。

【後書き】
 北千里ヶ浜を通って、法華院温泉から鉾立峠、白口岳へ。全部初めてのコースでした。特にミヤマキリシマを近くに見ることができるコースではありませんが、遠くに眺めるのも良いものです。

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