宝山(815m)

【前書き】
 掲示板にすみっこさんが紹介された玖珠の宝山。白猪を見てみたいと思い妻を連れて行ってみることにしました。

【年月日】’13.1.26(土)
【コースタイム】宝八幡宮駐車場(13:10)→八坂神社(13:38)→淡路島神社(13:46)→奥ノ院(14:08)→頂上(14:46)→駐車場(15:50)

【同行者】妻

【写真と解説】

 今日は天気は良くないのですが、明日日曜は用事があるのでちょっとお手軽コースに思われた宝山に登ることにしました。長男を車で送って、そのまま玖珠まで行きます。ガソリンと高速代を節約するために一般道を選択したら深耶馬渓経由になりました。深耶馬渓着が昼頃になったので昼食を採らねばなりません。というのは今日は非常食も準備していなかったので食べるものを何も持参していなかったからです。
 深耶馬渓の温泉街に入りましたが、どこも開店休業状態で寂れまくっています。店が開いているのか、閉まっているのかも外見を見ただけでは分からない。道を先に行って店が無くなったら引き返すしかないので仕方なく公共駐車場近くの店でそば等を食べる。紅葉の秋には繁盛しているのかなあ?
 宝八幡宮の近くになったら急に道路に雪が。車が通った形跡がない。第二駐車場を通り越してさらに上の第一駐車場に行こうとして道を誤って宝八幡宮の中に入ろうとした。間違いに気が付いて車を停止させたのは良いが、雪の急坂で滑ってもう前進は不能。下の第二駐車場に車を止めることにした。


 まず第一駐車場にいる白猪を見に行く。飼育場に近付くと一番大きな白猪がいきなり金網に顔を近づけてパンをねだる。100円硬貨をボックスに入れて、紙袋に入った猪用のパンを1袋取り出す。パン切れが4個入っているので4頭の白猪にそれぞれ1個づつやればよいのだろう。平等に食べられるように、それぞれの場所に投げてやる。


 腹が減っているのか、一番大きな白猪。


 少し小さめの3頭は奥にかたまっています。しかし、臭い。


 赤い小さな連なった鳥居を潜って登山道に向かいます。積雪は大したことは無いのですが、落ち葉の上に積もっているので滑ります。八坂神社の表示がありますが、大きな神社がある訳ではありません。


 神社が次から次に現れるので登りの目安になります。


 5分から10分おきに神社があります。勾配も段々急になっていきます。雪が無ければ普通の勾配ですが。


 ここまで来ると奥ノ院の分岐ももう直ぐです。ただ、分岐に奥ノ院方向の表示は無かったような。


 奥ノ院です。周りは崖なので雪の時は危ないです。妻は分岐で待機。


 奥ノ院分岐から頂上手前の林道までは倒木だらけでひどい状態です。ザックが倒木を擦るのでザックの上に雪が堆積していきます。普段、山に登らない妻は黙ってついてきましたが、多分限界に近かったのではないかと思います。


 頂上に着いてがっかりです。何も見えません。倒木を跨ぎ、潜り、乗り越えて、雪まみれになって来たのですが、奥ノ院分岐から上は面白くない状態です。しかし、これも訓練と考えれば良いですが。下山時は妻は数回転んで泥まみれになりました。

【後書き】
 宝八幡宮の案内板に平家の落人の里?のような文言が書かれていました。大学時代に平家の落人に興味を持って「落人伝説の旅」という本を買い、今でも身近の本棚に置いています。宝八幡宮の由緒を詳しく知れば、その辺のことも少しは分かるのかもしれませんが、いつもの通り下山したら慌てて帰宅です。いつも時間に追われた気分でゆっくりできていません。反省。

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