公務員天国〜北九州市の驚くべき実態

 9月11日朝日新聞の北九州欄に「特殊勤務手当を全廃 北九州市調査会 行革答申素案」の記事があった。外部識者らでつくる北九州市行財政改革調査会が、市役所改革についての答申素案をまとめ、危険業務などに就く職員に支払われる「特殊勤務手当」の全廃を求め、民間より高い給与水準となっている清掃職員ら「技能労務職」の給与見直しを盛り込んだというもの。

 他人の給与を妬むのは人間として品の良いものではないが、自分自身一部上場企業と中小企業に勤めて、給料の差が軽く2倍違うことを実感しているので、北九州市の「技能労務職」と言われる人々がどの程度の給料をもらっているのか、検索してみた。すると一発で下表が出てきた。pdfの挿入の仕方が分からないので写真で撮影した。

 この表は何を示しているか。5年前のデータであるが、北九州市の技能労務職員と言われる人達は、民間従業者の約2倍の給料を貰っていたということである。多分この給与は中小企業の課長や部長よりも多い。こういう官民格差が未だに残っていることに憤りを感じるのは私だけなのか?「おにぎりが食べたい」と言いながら餓死する市民を放置する一方で市民の税金で民間の2倍の給与を貰う北九州市職員

 いや〜、市職員になったら辞められませんわ!!と彼らは言っているのであろう。しかし、悪いのは彼らではない、こういう実態を放置してきた議員や市長であろう。所詮、議員も市長も社会の実態を理解していないし、何も改善する気が無いということか。そもそもこの資料を見ると5年前に見直しを始めていたことが想像できるが、今頃答申案が出るということは5年間北九州市は何をしていたのか!!何もやる気が無いということではないのか

 以上、貧乏人の僻みでした。見苦しい。

(2013年9月11日 記)

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