また三菱やん。いつまで不正するつもり?

 三菱電機の不正を2月に三菱電機 自動車業界だます この体質で記載したが、三菱の不正がまた暴露された。

 その内容は、鉄道用車両の空調設備を出荷する際に架空のデータを用いて検査を適正に実施していたように装っていたとのことでこれを30年以上続けていた疑いがあるという。三菱電機の言い訳は、「安全性に問題は無い」だって。呆れて物が言えない。

 さらに鉄道車両向けの空気圧縮ユニットの一部でも検査不正があった。ここでも三菱電機は「製品そのものの安全・機能・性能には問題がないことを確認している」と言っているが、ちゃんとした検査を実施せずに問題がないと未だに言い訳する体質が問題なのである。

 三菱の隠ぺい、偽装体質については、2004年の今から約20年前に三菱自動車に物申すを書いてからずっとこの体質は変わらないと言い続けてきた。三菱がまともな企業であれば、同じ三菱電機の2月の時点で問題の水平展開をして社内チェックをしたであろう。それが今頃になって不正が発覚したという事は三菱関係企業の中にはまだ山ほどの不正が当然のごとく蔓延っていると考えた方が良い。

 三菱社内にこれらの不正を認識していた関係者は現場も含めて相当数存在すると思う。しかし、彼らは内部告発もしなかった。ということは三菱は上層部から末端社員まで隠ぺい・偽装・不正体質が根っから沁みついているのだろう。

 こんな恥ずかしい、前時代的な会社が日本の代表企業であることに反吐が出る。この会社に日本人としてのプライドはあるのか?

(2021年7月1日 記)

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