日大潰すべし

 日本大学アメリカンフットボール部の悪質な反則問題に関する日大アメフト部第三者委員会が30日、都内で最終報告記者会見を開き、報告書の中で、問題が起こった当時の日大の理事で、その後、辞任した井ノ口忠男氏が5月14日に、宮川泰介選手と父親を日大三軒茶屋キャンパスに呼び出し「タックルが故意に行われたものだと言えばバッシングを受けることになる」と、内田正人前監督の関与がなかったかのように説明することを求めたと指摘。その上で、井ノ口氏が「(同意してくれれば)私が、大学はもちろん、一生面倒を見る。ただ、そうでなかったときには、日大が総力を挙げて、潰しにいく」と言い、宮川選手と父親に口封じを図ったと指摘した。

 本来なら学生を守り、教育し、一人前の人間に育てるべき大学が、学生よりも経営陣で悪質タックルを命令した内田正人を守ることを第一としたのである。学生を守らず、悪の根源である内田を守る日大。こんな大学が存在することを許してよいのか。唾棄すべき大学である

 そもそも1968年から翌年に掛けて発生した日大紛争、これは理工学部教授が裏口入学斡旋で得た謝礼の脱税に端を発し、日大の莫大な使途不明金に学生の怒りが爆発したものと言われている。この時、日大は体育会系学生を大学当局の守備、要するに用心棒に用いた

 そういえば、未だに大学の代表者として世間の前で見解を述べようとしない田中理事長をマスコミ関係者が追いかけている時、異様に太った若者達がマスコミを遮って田中理事長を守る映像が放映された。この異様に太った若者たちは、日大相撲部の学生達ではなかったのか。そうだとしたら日大は未だに体育系学生を大学の用心棒として使っているのではないか

 田中理事長と暴力団幹部のツーショット写真はネットで直ぐに出てくるし、今回の井ノ口忠男による宮川父子への恫喝も正に暴力団そのものである。日大が総力を挙げて宮川君を潰すと言うならそんな大学ははっきり行って日本に不要である

 日本は人口も減少し、若者も減少している。教育理念の無い大学はもう不要。潰せばよい。日大は昔から不正の大学悪の温床こういう組織は何十年経っても改まらないと私は三菱問題でも言ってきた。日大の体質は永久に改まらない。その存在は日本に害悪を拡散させるだけである。こんな反社会的存在に税金を使ってはならない

(2018年8月1日 記)

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