花尾山(669m)・飯森山(192m)

【前書き】
 折角の盆休みなのでどこかの山に行きたいけど、低い山は暑いし、高い山は明日は雲に覆われそうだし、結局、天気の崩れの小さい山口県長門市の花尾山にしました。花尾山の南、美祢から秋芳町に抜ける道路の途中に登山口があったのでそこから登ってみることにしました。
 帰りに長門に出ると天気が良かったので飯森山に登り、青い海と青海島の絶景を堪能しました。

【年月日】’07.8.14(火)
【コースタイム】(花尾山)林道終点(7:10)→花尾山(8:15-30)→林道(9:30)
          (飯森山)登山口(10:30)→飯森山(10:55)→展望所(11:05)→登山口(11:45)

【同行者】単独
【場所】国土地理院ウォッ地図(花尾山)地図閲覧サービス(試験公開) 513131 2万5千分1地形図名:長門湯本 [南東]
                   (飯森山)地図閲覧サービス(試験公開) 513141 2万5千分1地形図名:仙崎 [南西]     

【写真と解説】

登山口入口
河原上川沿いに北上し、途中、多々良池の横を通って車で行ける所まで行きました。

山道はどこもそうですが、ここも道が狭い。珍しく車の腹を嫌というほど擦りました。

今、地図を見て気が付きましたが、自分が当初登ろうと考えていたのは、ここから西に2km位の地図上の141m表示地点からです。登山口に気が付きませんでした。登山道は無いのかな?

なんてこった。
登山口入口の看板
帰りに看板を見ました。こういう歴史の場所だとは全く知りませんでした。無知は怖い。

ところで上の写真の昔の田んぼには牛が放牧されていました。

減反なのか、人がいないからなのか、放置された田んぼも目につきました。
田舎だから人も寄り付かないのかなあ。
林道終点近く
林道の途中で本当に花尾山の登山口か不安になった時、ちょうど作業をしている地元の人がいたので、登山口があるのか、聞きました。

登ったことはないが、登山口があるとの返事で安心しました。

この車で12年。山道で少し腹を擦ったことはありますが、今日は車体の底に穴が開くのではないかと思うほど、擦りました。
アブの大群
車を止めた途端にアブの大群が車にぶつかってきました。なんで?

物凄い数です。車の外に出るのが恐ろしくなりました。昔アブに刺されて腕が腫れ上がったことがあります。

島根に住んでいた小さい時、朝、障子にとまっているアブの羽根を途中から千切って、遊んでいたのを思い出します。
花尾山山頂
予想通り山頂はガスに覆われて何も見えませんでした。

感じの良い山頂です。天気が良ければ、展望も得られるようですし。

今日は山で誰とも会いませんでした。
ホトトギス
コースは植林ばかりかと考えていましたが、植林と自然林とが交互に現れます。

山頂近くにホトトギスが咲いていました。

クローズアップレンズの初使用です。
ホトトギス
全然違う場所に咲いていたホトトギスです。

上の写真のホトトギスと赤白が逆になっています。

写真を並べて始めて気が付きました。
実物はもう少し紫が濃くて綺麗なのですが。

名前は分かりません。
飯森山登山口
飯森山は2万5千分の一地形図に載っていません。草添山の近くです。
大体の目星をつけて、山の尾根の取り付き点に車を進めると広域農道があり、その途中に登山口の案内板がありました。

因みに私の古いカーナビには、この広域農道は載っていませんでした。

Bコースから登って、Aコースを下りましたが、風景を楽しむなら逆が良いと思います。
飯森山
Bコースは鹿避けの網沿いに歩きます。

花尾山山頂がガスの中で非常に涼しかったのが嘘のように暑いです。

がんがん照りでたまりません。
青海島
海の青さが綺麗です。

誰も歩いていないのか、蜘蛛の巣が多くて困りました。

しかし、満足。やっぱり海の見える山は良い。
仙崎湾の島々
レンズはAFS-DX Zoom Nikkor ED 18-135。

望遠を最大にしました。

遠くは少し霞が掛かっていました。
花尾山
花尾山だと思いますが、雲は掛かっていません。

花尾山頂でもう少し待てば、花尾山のからの展望も得られたようです。

朝早く登るとこのパターン多いんです。

【後書き】
 花尾山はガスの中でしたが、強風で涼しく登ることができました。逆に飯森山は日光を遮るものが無く、諸に直射日光を浴びてへとへとになりました。草添山まで行きたかったのですが、暑いのと蜘蛛の巣が一層酷いので諦めました。 

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