平治岳(1643m)

【前書き】
 今年は、ミヤマキリシマの開花が少し遅れているようです。ただ、週末は天気が崩れそうだし、見るなら今日しか。4時に家を出発しました。 

【年月日】’11.6.9(木)
【コースタイム】男池駐車場(6:20)→ソババッケ(7:15)→大戸越(8:00)→平治岳(8:40-9:00)
         →大戸越(9:35)→ソババッケ(10:30)→男池駐車場(11:25)

【写真と解説】


【前書き】
 九重連峰のミヤマキリシマの名所のひとつが平治岳です。しかし、今までミヤマキリシマを見るために九重に登ったことはありませんでした。単独で、かつ、静かな山歩きを好むので、行列を作って登るような山には行きたくないからです。ところが、どういう訳か、ミヤマキリシマを見てみるか、と言う気になったので、今回、平治岳に登ることにしました。

【年月日】’02.5.27
【コースタイム】男池駐車場(6:00)→ソババッケ(7:10)→大戸越(8:20)→平治岳(9:00-20)
         →大戸越(10:00)→ソババッケ(11:05-10)→男池駐車場(12:10)

【写真と解説】

男池駐車場から平治岳 男池駐車場から平治岳
人ごみを避けるには、朝一番で山に登るに限ります。男池駐車場で一泊して、明朝、登ることにしました。

日曜の夕方なので駐車場には車が1台も有りませんでした。広い駐車場に一人だけと言うのも怖いと思っていたら、ファミリーキャンパーが来て、テントを張り出したので安心して眠ることができました。

写真中央は、日暮れ前に男池駐車場から見た平治岳です。
大戸越から平治岳 大戸越から平治岳
平成13年はミヤマキリシマが害虫にやられて、悲惨な状態だったらしいですが、今年、平成14年も完全に回復していないようでした。

それでも大戸越から見ると山頂に掛けて結構ピンクに色づいており、楽しむことができました。

登山道は、登りと下りが別になっていました。
大戸越から三俣山と硫黄山 大戸越から三俣山と硫黄山
男池からずっと薄暗い樹林帯の中を登ってくるのですが、大戸越で目の前が明るくなって三俣山や硫黄山が目の前に見えてくるこの変化は、格別です。
平治岳南方から平治岳本峰 平治岳南峰から平治岳本峰
平治岳南峰から平治岳本峰に掛けての山頂一帯は、昨年の害虫による被害で一面茶色になっていました。

しかし、茶色に枯れたようでも小さな緑色の芽が出始めていました。
山頂から三俣山、硫黄岳 山頂から三俣山・硫黄山・中岳
平治岳山頂から。右側が三俣山、中央が硫黄山、左側に天狗ガ城と中岳が見えています。

写真下段の茶色になっているのは、害虫にやられたミヤマキリシマです。
山頂から黒岳 山頂付近から黒岳
黒岳には、’00.6.10に登っています。この時はソババッケに5:40に着きましたが、ミヤマキリシマ目当ての登山者が多く、この時期、ほとんど人がいない黒岳に登りました。

白水鉱泉に下山して男池まで歩いて戻りましたが、道路沿いは車で一杯で、ミヤマキリシマの人気のすごさを見た思いがしました。
下山途中の坊ガツル 坊ガツル(下山途中)
『坊』は寺院、『つる』は川のある平坦地を意味するのだそうです。

その内、坊ガツルにテントを張ってゆっくり過ごしてみたいものです。

【後書き】
 平日及びミヤマキリシマの害虫被害の影響か、比較的静かな山歩きを楽しむことができました。茶色になったミヤマキリシマは、そのまま枯れてしまうのか?と心配していましたが、小さな芽が出始めていたので早く緑色に戻ると良いなと思いました。

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