水峠から英彦山南岳(1199m)

【前書き】
 義母の縄文杉登山の練習も兼ねて籠水峠下のキツネノカミソリを見に行ってみることにしました。

【年月日】’11.7.24(日)
【コースタイム】英彦山大権現(8:30)→鬼杉登山口(9:05)→鬼杉(9:27)→籠水峠(10:24)
          →鬼杉(11:25-40)→鬼杉登山口(11:55)→英彦山大権現(12:20)
【同行者】妻、義母
【場所】国土地理院 ウオッちず地図閲覧サービス(試験公開) 503017 2万5千分1地形図名:英彦山 [北西]

【写真と解説】


 今日は鬼杉の日の当たり方も良く、写真が撮れました。樹齢1200年とあります。先週歩いた屋久島では樹齢千年以上が屋久杉で、それ以下は小杉というそうです。縄文杉の樹齢は昔は7000年とか言われていましたが、最近では二千数百年程度といわれているので、この1200年の鬼杉も大したものです。


 「暑いのに虫もほとんどいないね」と言っていたら来ました。アブがブンブン寄ってきます。この籠水峠はなぜか虫が多いです。皆が刺されて非常にかゆい思いをしました。蚊ではありません。刺された吸い口の跡が残っています。アブではないかと思うのですが。虫除けスプレーを振掛けていたのに。嫁さんの腕は帰ってから腫れあがりました。相当強力な虫です。


 籠水峠で昼食を食べようとしたのですが、虫で退散。来た道を引き返してキツネノカミソリの場所まで戻りました。まだ芽です。早すぎました。


 咲いていたのは2〜3株です。残念!

【後書き】
 妻は二十数年前に屋久島に登った時のキャラバンシューズを持ち出してきて履きましたが、足の親指の爪の下が内出血。サイズの合った登山靴に買い換えると言っているので今後は山に着いて来る気でいるのかもしれません。


【前書き】
 仕事や技術士試験準備も一段落したので久々に山に行くことにしました。天気は今一で出発も遅かったので近場の英彦山へ。普通のコースを登っても面白くないので鬼杉の先から裏英彦山道に入り、籠水峠から1071mピーク(鹿の角)を越えて、南岳に向かうことに。今日は午前中、雨もパラパラ降っていたし、体もなまっているし、コースも知らないので、行ける所まで行ってみようと言う軽い気分で出発。

【年月日】’07.11.18(日)
【コースタイム】英彦山大権現(10:15)→鬼杉登山口(10:40)→鬼杉(10:55)→籠水峠(11:40)
          →1071mピーク(12:00)→南岳(13:00-15)→鬼杉(14:12)→英彦山大権現(14:50)
【同行者】単独

【写真と解説】

鬼杉から南岳に向かう登山道をしばらく進むと、途中に籠水峠への分岐があります。
このコースを知らなかった時は、よほど道が悪いのだろうと考えていましたが、そうでもありません。
私はこのコースは好きです。中々感じが良いです。

籠水峠直下です。カエデなどはほとんど落葉してました。

籠水峠から見た1071mピークの岩壁です。薬師峠側にしばらく進むと左側に目立たない登り口
があります。

最後の急登を登り切ると1071mの標識に『鹿の角』と書いてありました。
この辺のピークには『猫の丸尾』だとか『石楠花の頭』だとか名前が付いているので、多分、ここは
『鹿の角』と呼ぶのでしょう。

1071mピークからは木に隠れて南岳ははっきり見えませんが、少し進むと南岳と北岳が見えます。
南岳は周囲が断崖絶壁です。どこから登るのでしょう。
南岳に向かうコースを示すものは何もありませんが、プラスチックの杭が一定間隔で打ってあります。
何かの境界線でしょうか。とにかく、谷に下らないで尾根を歩いていくことです。

多分、写真中央より少し右寄りの巨岩と巨岩の間の所を登ったのだと思います。
ここではスズタケや樹木に掴まりながら急登をよじ登って行きました。カメラを取り出すゆとりは全くありま
せんでした。

飛び出した所は南岳の東側。最初はそこがどこか分からず、少しうろたえました。
南岳展望台からの景色です。写真中央右寄りの山が苅又山でその奥、左に三陀山です。

中央右寄り手前が石楠花の頭、その奥に横に伸びる尾根は中津市(左)と日田市(右)の境界です。
写真中央左寄りに小さく見えている山は仏来ノ山です。

赤い虫。南岳から鬼杉に下っている途中、木の幹を歩いているのを見つけました。
全部で3匹、2匹は写真の下にあるコケの中にいました。
何か珍しい虫では?と思ったら足が8本でダニでした。

汐井川は落ち葉の絨毯です。

【後書き】
 籠水峠から薬師峠までの裏英彦山コースは、その時期には紅葉が綺麗なんだろうと思いました。
 今日は初めて携帯を忘れて山に登りました。籠水峠から南岳のコースはあまり人が通っていないようなので
道に迷ったり、崖から落ちたらそのまま行方不明になる恐れも。携帯持っていても役に立たない可能性の方が
高いでしょうし、持ってても一緒か。
 誰にも知らせずにこのコースを一人で歩いたのはまずかったと反省。

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