裏英彦山道(籠水峠〜薬師峠)
【前書き】
裏英彦山道の籠水峠から薬師峠までは、まだ歩いたことがありません。
登山口までは車なので周回コースを取らざるを得ません。
今回、高住神社を起点に北岳、中岳を越えて裏英彦山道分岐に降り、そこから籠水峠〜薬師峠に向けて裏英彦山道を歩くことにしました。
【年月日】’08.10.4(土)
【コースタイム】高住神社(8:35)→北岳(9:30)→中岳(10:00)→裏英彦山道分岐(11:10)
→籠水峠(11:37)
→垂水の壺(12:32)→ケルンの谷(12:45)→薬師峠(13:50)→高住神社(14:10)
【同行者】単独
【写真と解説】
北岳の手前の木の上で日向ぼっこをする蛇の子供?です。
この時期、寒くなり始めるので蛇は直射日光が当る暖かい場所に出て来ることが多いように思います。
高住神社から登り始めにいきなり左膝が痛くなり、非常にやばい状況になりました。先は長いので膝をいたわりながら登りました。北岳、中岳を過ぎて、南岳には登らずに迂回路を通りました。
南岳からの下山路と合流した後も急坂が続きます。ここは展望が良いです。
写真中央左寄りが黒岩山、その右奥が障子ヶ岳です。
今日は弱い高気圧で天気は今一です。
これは鬼杉や大南神社付近でしょうか。大分の中山仙境や津波戸山に似た地形です。
籠水峠に着きました。ここまでは非常に気持ちよく歩けました。
ところが、籠水峠ではハエが異常にまとわりついてきました。この後、ずっとこのハエが付いて来ます。
防虫スプレーを前回まで持参していたのですが、使い切ってしまっていたので今日はありません。
ハエの方に注意が行くので安全面にも良くありません。
籠水峠からの裏英彦山道は思ったよりも歩きやすく、赤テープもたくさんついていましたが、それでも何回か、道を間違えました。
間違えたと思った時点で元の場所に戻り、再度、赤テープを探せば、特に迷子になることもないだろうと思いました。
写真は垂水の壺です。
垂水の壺から10分程度でケルンの谷です。
この直ぐ上から南岳の迂回路に繋がる道も開拓されているようです。
裏英彦山道と言われてますが、このコースは元々修験道の昔からあったんでしょうね?
ケルンの谷の標識です。
木の間から見える南岳かな。
このコースは、ほとんど展望は得られませんが、北岳や南岳が見える場所もあります。
【後書き】
裏英彦山道も本で紹介されたようで、思ったよりも人に会いました。しかし、まだ、自然が多く、楽しく歩けました。
大半の人がそうであるように、このコースは薬師峠から歩いた方が良いと思います。急坂は登りに使う!これは安全歩行の原則です。
今回は薬師峠の登山口を私が知らなかったので、この方向に歩いただけです。尚、薬師峠の裏英彦山道登山口は、薬師林道に入って10分弱の所に雨量計が設置してあり、その斜め向かい側に裏英彦山道の標識があります。
高住神社前に駐車した時、隣は福島ナンバーの車でした。
神社まで一緒に歩いて話をしましたが、単身赴任で福岡に来ているとのこと。彼は北岳〜中岳〜奉幣殿〜高住神社と歩いたようですが、駐車場に戻ったのは、完全に同時刻。お互いに偶然ですねと話して分かれました。福智山をお奨めの山として紹介しておきました。