城山(じょうやま)(369m)
【前書き】
梅雨の合間の晴れなのでどこに行こうか迷いましたが、膝が痛いので高い山には登れないし、迷った挙句、近場の城山にしました。
11年ぶりにウスキキヌガサタケを見ることはできるでしょうか。
【年月日】’20.7.2(木)
【コースタイム】下の駐車場(8:30)→(一般登山道)→山頂(9:02−10)→(一般登山道)→駐車場(9:55)
【同行者】単独
【写真と解説】
事前に登山口をナビに設定したものの案内された場所は見覚えのない住宅横のとても狭い道。11年前も狭い道だったが全く見覚えがない。狭い道に侵入するのが憚られたので再度ナビ設定に戻るが、場所はここしかなさそう。意を決して狭い道に侵入したら見覚えのある道に合流しました。
登りは思っていたよりも急でした。ウスキキヌガサタケの情報を聞きながら登ったのですが、残念ながら出会わず。山頂から玄海灘方面。空気が澄めば沖ノ島も見えるようです。
山頂から南の方。
帰りに出会えました。形が良くないですが、見られたので良しとしましょう。
直ぐ手前にウスキキヌガサタケの卵がありました。数日前には十数本咲いていたと地元の人が仰っていました。
おばさんがスマホで写真を撮ろうと斜面をよじ登ろうとしてもう少しで卵をつぶしそう。
【後書き】
山に登ってないので足の筋肉は落ちる。筋肉が落ちるから膝はさらに悪化する。高価なグルコサミンを飲んでいるがどうも効きそうにない。悪循環に入りました。
定期的に山に登るしかないかな。
【前書き】
今年の城山のウスキキヌガサタケは不調のようです。
降雨量も気温上昇も今一かな。どこに行くか迷った挙句、城山にしました。
【年月日】’09.7.12(日)
【コースタイム】下の駐車場(8:50)→(一般登山道)→山頂(9:20-40)→(自然歩道)→駐車場(10:35)
【同行者】単独
【写真と解説】
運よく、小さな変形したウスキキヌガサタケを見ることができました。
一般道と自然歩道の分岐手前ですから、比較的登山口の近くに咲いていたことになります。
今日は、この一本だけでした。
山頂は25℃です。通常この時期は蚊がブンブン寄ってくるのですが、今日は蚊もほとんどいません。
地元の登山者の人達は、リュックも持たずに腰に蚊取り線香をぶら下げたりして登っていますが、今日は蚊もいません。
気温も低いし、風は非常に冷たくて、涼しいし、これではキノコもあまり咲かないでしょう。
金山〜孔大寺〜湯川山まで10.4kmだそうです。
一度歩いてみようかな。
トマト? タマゴタケの幼菌です。面白い形ですね。
タマゴタケの成菌です。何本か折れていました。折られたのか、折れたのか分かりません。
【後書き】
鈍った体に鞭打って、登りは息を切らせて登りました。
ダイエットも体重減少が止まり、少しリバウンド傾向。体が省エネタイプに変わった為だそうで、ここで諦めたら完全にリバウンド。
筋肉をつけて、基礎代謝量を増やさねば。
たった一人でタマゴタケにも遇えて幸運。
【前書き】
今年は早くも梅雨が開けそうな気配ですが、明け方に雷雨がありました。
気温はここ数日高めだし、ウスキキヌガサタケも見れるのではないかと出掛けてみました。
【年月日】’08.7.5(土)
【コースタイム】下の駐車場(8:50)→(一般登山道)→山頂(9:27)→駐車場(10:00)
【同行者】単独
【写真と解説】
まず、小さいのが2本、歩道脇下に咲いていました。1本は頭が取れて、正常な格好ではありませんでした。
もう1本は九十九折の歩道の曲がり角近くに咲いていたので目の高さで撮影することが出来ました。
真横から写真を撮れることはめったにありません。ラッキー!
携帯でも写真を撮っていたら、おばさんが「こっちから撮ったら向こうが透けて良い写真が撮れるよ!」と自分の撮った写真を見せてくれました。
本当、どこに行ってもおばさんは、元気が良くて、お節介を焼いてくる。しかし、悪い気はしないので、言われるままに言う事を聞いておく。
下の写真が、おばさんお奨めの場所から撮った写真です。確かにこっちの方が良いかな。
山頂に着いて写真でも撮ろうと海の方を見ていたら、いきなり雨が降り出したので直ちに下山しました。
【後書き】
今日は登山口の車もあまり多くなく、ほとんどが地元の人ばかりでした。
姿の良いウスキキヌガサタケを見ることが出来て良かったです。
【前書き】
今年は梅雨に入っても殆ど雨が降ってないのでウスキキヌガサタケはどうかな?と思い、明け方の一時的な雨も止んだのでちょっと行って見ることにしました。
【年月日】’07.7.1(日)
【コースタイム】下の駐車場(8:00)→(一般登山道)→山頂(8:40〜9:00)→(自然歩道)→駐車場(9:50)
【写真と解説】
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ツチアケビ |
地元の人によると今日は咲く予定の場所でウスキキヌガサタケが咲いていないとの事。 登山者によって玉子が踏み荒らされているらしい。 どうも地元の人たちの苛立ちが伝わってくる。肩身の狭い思いをした。 帰りに立派な登山装備をした集団が登っていったが、どうも違和感を感じる。 |
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自然遊歩道 |
ツチアケビの写真は頂上で休んでいると、おばさん達が珍しいから見に行けとお節介を焼かれて渋々見に行ったもの。おばさんパワーは凄い。 家に帰って調べて見るとツチアケビというのは変わった植物のようです。ナラタケと共生する腐生植物で葉緑素は持たないとの事。 倒木で歩行禁止中の自然歩道を下りました。気持ちの良い道でした。倒木は完全に地面に落ちていないのでちょっと注意。 |
【後書き】
登山者のマナーの悪さに地元の人達は怒っていました。
どうも昨年までと様子が違う。登山道には立ち入り禁止のロープと看板も増えていました。
インターネットやテレビでの宣伝のし過ぎ、マナー知らずの登山者が大勢押しかける現状に怒りの声が確実に上がり始めている。
【前書き】
昨日、会社の人間と登る予定が、天気予報を信じすぎて早めの中止決定。
本日、登山部部長?と2人で急遽、様子を見に山行。
前回の報告から4年ぶりです。
【年月日】’06.7.2(日)
【コースタイム】駐車場(8:35)→(一般登山道)→山頂(9:25〜9:37)→(一般登山道)→駐車場(10:05)
【写真と解説】
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ウスキキヌガサタケ |
ウスキキヌガサタケは絶滅危惧種です。 城山は保護する会の人や毎日健康登山をしている人達が監視しています。 山頂に記帳所がありますが、最近は年間4万人台の登山者(記帳する人)がいるようです。 月別では4月が多いような。 ウスキキヌガサタケで6〜7月が多いかと思っていましたが、そうでも無いようで。 今日は2株咲いていました。登山道脇はこの一株でした。 |
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昨日の残骸と卵 |
登山道脇では毎日登っているらしき人が色々と説明してくれます。 これは、昨日咲いたウスキキヌガサタケの残骸です。その根元の右にポッコリと卵が見えます。これは、明日咲くのだそうです。 卵は今日初めて見ました。 |
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芦屋と三里松原 |
城山山頂からの展望は限られています。 前回の写真よりも今回の方が幾分明瞭です。 今日は天気はあまり良くなかったのですが、梅雨前線が南下して幾分天気が回復してきました。山頂は少し涼しい位でキヌガサタケが咲くには少し不利な条件でした。 |
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神湊と大島 |
先日、久々に長男と下関フィッシングパークに行ってバリを4枚位釣りました。どれも35cm位ですごい引きでした。 大島にもバリ釣りに昔行きました。全部持って帰って調理しましたが、内臓の臭いこと。 下関フィッシングパークでは全部捨てました。1匹だけ釣り場の管理人さんにあげました。 |
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洞海湾 |
帰ろうとしたら、東に洞海湾が見えているのに気が付きました。 写真中央下寄りに流れているのが遠賀川。写真左側の遠賀川の直ぐ向こうの森が明神ヶ辻山(96m)。 洞海湾は江戸時代は綺麗だったんだろうといつも想像しているのですが、本当にどんな様子だったんだろう。 日本の海岸線の半分以上は埋め立てられていると思うけど、失ったものは大きいと思う。 |
【前書き】
メーリングリスト「山ネット九州」でキヌガサタケのことが話題に上っていたのでちょっと散歩がてらに登ることにしました。城山は福岡教育大の北側に位置する標高369mの小さな山ですが、珍しい植物もあるようで、登山道も「城山を守る会」によって整備されているようです。登山道は一般登山道と自然歩道があります。
尚、今回は城山について非常に詳しいホームページを開設されている『歩く唐津街道』様と偶然、御一緒させて頂きました。
【年月日】’02.7.7(日)
【コースタイム】駐車場(8:05)→(一般登山道)→山頂(8:45〜9:10)→(一般登山道)→駐車場(9:45)
【写真と解説】
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武丸道バス停からの城山 |
もともと植物には、それほど興味は無いのですが、キヌガサタケの話題が出ていたので、ちょっと見てみるつもりで登りました。 キヌガサタケの名前は、「料理の鉄人」で時々聞いていた程度です。 城山に登るのは、家族で96年に登って以来です。 |
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登山口駐車場 |
登山口の駐車場です。 地下200mから地下水を汲み上げた水場があります。その「城山水」をポリタンクに汲みに来る人が多く、駐車場は混雑しています。 |
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城山山頂 |
城山山頂はちょっとした広場になっています。96年に家族で登ったときには、ここで子供にホットケーキを焼いたりしました。 写真左の小屋には、登山者記録簿等があります。 |
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城山山頂から遠賀川河口 |
だいぶ霞んでいますが、三里松原、右に遠賀川の河口が見えています。 |
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城山山頂から大島 |
本当は、大島が見えています。 大島には神湊からフェリーが出ており、昔はバリ(アイゴ)を釣りに行ったりしました。 |
【後書き】
キヌガサタケは、結局見ることが出来ませんでした。話を聞くとタマゴを掘り返して持ち帰ったり、めちゃくちゃなことをする人がいるようです。私も野次馬で見に来たのですが、マナーを守ってそっと静かに楽しみたいものです。
【やっと見ましたウスキキヌガサタケ】
【前書き】
2002年は、ウスキキヌガサタケを見ることが出来ずにいましたが、今年2003年は6月22日(土)に登り、初めてウスキキヌガサタケに出会うことが出来ました。台風6号の通過後なので湿気、温度共にキノコにとっては、条件が良いのではないかと思って、娘と会社の人を連れて登りましたが、登り時には3個、下りには6〜7個咲いていました。
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登山道脇のウスキキヌガサタケ |
大半のウスキキヌガサタケは登山道の直ぐそばに咲いています。2〜5m離れて咲いている事もありますが、そんな場合でも、写真を撮るために登山道から外れて足を踏み込むのは止めましょう。 足元にキヌガサタケの卵があるかもしれませんので。 |
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ウスキキヌガサタケ |
この日は、登山道の直ぐ脇に2個程咲いていました。 会社の友人にデジカメで写真を撮ってもらいました。 キヌガサタケを見るのに適した時間は8〜10時位が良いと思います。あまり早いと咲いていないし、遅いとしおれたり、虫に食べられているようです。 |
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しおれ始めたキヌガサタケ |
登るときには3個しかなかったのが、下るときには、7〜8個に増えていました。 中高年夫婦がキヌガサタケの写真を撮るために登山道から外れていました。 私たちも十分意識しないと、同じ間違いをする可能性があります。 監視員の方達の活動にも感謝。地元の人達に愛されている山であると感じました。 |
【後書き】
正直言ってウスキキヌガサタケのことは、公表しない方が良いのでは?と言う気持ちが半分ありました。野次馬が寄ってたかってキヌガサタケと自然が荒らされるのではないか?と心配したからです。
しかし、野次馬であった私も自然保護の勉強をさせてもらったように、皆さんにもそうあってほしいので、紹介しました。