ラーメン金龍に一言

 私はもの凄いラーメン好きではないが、それなりに好きな方。
 ラーメンの中では味噌ラーメン、それも丼の中でスープと味噌を混ぜる力の弱い味噌ラーメンではなく、肉と野菜をフライパンで炒めてる中に味噌をぶち込んでこってり仕上げた味噌ラーメンが好きなのです。ところが、中々近所にこの手のラーメンを食わせてくれる店がないのです。
 その中で金龍のラーメンは豚骨ながらこってりして、値段も320円と安いのでしばしば食べに行っておりました。この豚骨ラーメンは、何も手を加えずに食べると少し間の抜けた味に感じるので、唐辛子ベースの秘伝のたれをたっぷり加え、生ニンニクを1個潰して入れ、入れ放題のからし高菜を山ほど加えて食べると一本筋が通って美味いと感じておりました。家族でも良く食べに行きました。

 ところが、この金龍、勝手にスープの味や麺の種類、はたまた値段までころころ変えるし、ラーメン中心で行くかと思えば、途中からカレーのセットメニューやら何やらを始めて、全く客を馬鹿にしている。一体、最初のあの感動したスープと麺はどこに行ったんだ。

 ある日、金龍にラーメンを食べに行くと麺が非常に硬い。明らかに以前の麺と変わっていた。子供も金龍を嫌い始めた。よその金龍に行ってもやっぱり硬い。こんな麺の硬いラーメンなんか、異常だと店員は気付かないの? どこの金龍でもこの硬い麺を一時期出していたから、マニュアルはきっちりどの店でも守られていたみたい。しかし、馬鹿な話し。

 ある日、金龍に行って、いつもの豚骨ラーメンを頼んだら400円請求された。この前まで確か350円か320円だったのになんで?だって、320円で食ってたラーメンが断りも無く400円になったらおかしいじゃない。不評だったのか、いつの間にか、値段は320円に戻ってましたが。

 ある日、金龍に行ってテーブルに座ったら、あのからし高菜が無い。店内を見渡すと高菜とかは、一箇所に取りに行くシステムになっている。私みたいに高菜を山ほど入れる客がいるからかな〜とか思っていたら、いつの間にか、またテーブルの上に戻っている。いったいどうしたいの?

 金龍に物申したい。客を実験台に使うな!金龍の味を確固としたものにしてから商売を始めろ!
 だからだと思うが、近所の金龍は3件とも潰れてしまった。

 こんな当たり前の事が分かってなくて商売してるのかよ。やり直したいなら、最初のスープと麺に戻してみなさいよ。それが金龍の客に対する責任じゃないのかな〜?

(2005年2月19日記)

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