木曽駒ケ岳

【前書き】
 白馬岳に登山後、マイカーで木曽駒ケ岳に登るために駒ヶ根高原の菅ノ台キャンプ場に移動しました。本当は、駐車場で車中泊する予定でしたが、少しでもゆったり泊まるためにキャンプ場にしました。
 菅ノ台キャンプ場は、キャンプ場といっても山の中のキャンプ場とはイメージが異なり、町中の川縁の木の下にテントを張って泊まるといった感じです。他にキャンパーもおらず、貸切状態です。

 さて、この晩は、白馬岳に登った興奮もあって、持ってきたビールやウイスキーやらを飲んだ、飲んだ。いつのまにか、二人でボトル1本を空けて、途中から記憶も無い状態。やってしまった!これが、後で大変なことを招く原因に。

【年月日】’99.9.28
【装備】駒ケ岳ロープウェイ利用の日帰り

【コースタイム】朝一番のバスとロープウェイで8:15千畳敷着。乗越浄土への途中から引き返す。

【写真と解説】

千畳敷から宝剣岳
人間の方は、二日酔いで気分は不快でしたが、天気は最高。何と言っても空気がこれほど澄み切っているのを見るのは、初めての経験です。

360度すばらしい景色の中を写真右側の乗越浄土への道を登っていくことにしました。

それにしても暑い。標高が3000m近くなるのでセーターとか防寒、防風着を持ってきたのに不要。
千畳敷 千畳敷
乗越浄土への途中から千畳敷を振り返って撮ったものです。左上に富士山が見えています。

この辺りで義父が不整脈を訴えました。こういう経験は無いので心中穏やかではなくなりました。福岡まで無事送り返せるか、心配。

乗越浄土の向こうにどういう風景が待っているのか、非常に期待していたのですが、きっぱりあきらめて直ちに引き返すことにしました。

やっぱり深酒がいけなかったのだ!
富士山 富士山
富士山の頂が中央より少し左側に見えています。

空も真っ青で最高です。途中で引き返すことにはなりましたが、大満足でした。
乗越浄土への登山道 乗越浄土への登山道
左側が乗越浄土への登山道です。ジグザグに登っていきますが、この日は人が多かったです。

いつになるか分かりませんが、また、是非来たいと思います。

下山後、そばとソースかつを食べて、11:30に出発。21:30には義父を家に送ることができました。

【後記】
 義父の不整脈には、びっくりしました。もともと少し異常があったみたいですが、前日の酒の飲みすぎが効いていたと思います。いい年をした大人二人が、記憶を無くすまで酒を飲んで、ばかみたいですが、これも山あればこそ。いい思い出になりました。


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