香仙原(1056m)〜赤土山(1077m)

【前書き】
 安蔵寺山から南西方向に一本の尾根が走っています。二万五千分の一地形図の1077mピークが赤土山、その先に香仙原があります。
 この度、安蔵寺山の麓に家を借りたので香仙原に登ってみることにしました。

【年月日】’13.6.25(火)
【コースタイム】滑峠(7:00)→滑峠登山口(7:05)→香仙原(8:25)→赤土山(9:05)→小石谷分(9:30)→小石谷登山口(10:10)
          →(林道安蔵寺山線)→展望所(11:25−35)→滑峠(11:40)

【同行者】単独

【写真と解説】

 昨年の1月14日に六日市からスノーシューを履いて安蔵寺山に登った時の赤土山〜香仙原に掛けての稜線です。
 右上のピークが赤土山で中央奥の少し低いピークが香仙原だと思います。


 テクテク歩いて滑峠(ぬめっとうとうげ)手前まで来ました。写真右の凹んだところが安蔵寺山の奥谷登山口から登ったところにある打原峠です。峠の左の山が燕岳です。峠を右に行くと安蔵寺山になります。今日は午前3時半に北九州の家を出発して、ここに7時着だから近いと言えば近い。


 滑峠に着きました。綺麗な看板がありました。安蔵寺山登山口左9.8kmは奥谷登山口の案内です。杣(そま)の里よこみちは、小学校の廃校を利用した宿泊施設です。超大部屋でノビノビ寝るのも良し、ケビンもあるのでそちらに泊まるのも良し。予約すれば猪鍋や猪の焼肉もあったと思います。
 右へ大規模林道安蔵寺山線を進むと直ぐに今日の香仙原への登山口があり、ずっと進むと安蔵寺山トンネルの登山口があります。ここから10km程度はあるでしょう。歩いていくには少し距離があります。


 滑峠から香仙原への登山口である滑峠口は直ぐです。入り口は草ぼうぼうで見ただけで嫌になりましたが、植林帯に入ると雑草は無くなりました。


 登り始めて直ぐ見たギンリョウソウです。


 登山道の右は自然林、左は檜又は杉の植林という状況がずっと続く中、香仙原に着きました。展望はありません。


 所々に笹があります。笹の葉が前日までの雨で濡れているのでズボンも濡れてきます。スパッツを着けておけばよいのですが、スパッツを着けたら付けたで汗で蒸れてズボンが濡れてくるので一緒か、などと考えながらそのまま歩いて行きます。
 山の頂上とも思えない登山道が少しカーブしたところにいきなり赤土山の看板がありました。その先から目の前に安蔵寺山と安蔵寺山に続く尾根が見えます。安蔵寺山の頂上は雲に隠れています。


 赤土山からは中々感じの良い森が続きます。


 小石谷分れに着きました。ここから安蔵寺山まで1.5kmと書いてあるので大した距離ではありませんが、安蔵寺山からトンネル登山口へ下山して滑峠まで約10km歩かなければならないので、ここで小石谷口へ下山することにしました。


 小石谷分れから安蔵寺山への道です。次回はここから歩く予定です。


 恥ずかしながら花の名前が分かりません。ヤマアジサイではないですよね。


 林道安蔵寺山線を歩いて滑峠へ戻ります。芦谷川の谷です。


 滑峠手前に展望台がありました。周囲の木が伐ってないので展望は今一。柵の周りの草は刈ったばかりのようです。ご苦労様です。

【後書き】
 借家から近いのでこの付近はこれから良く歩くことになるでしょう。島根の良さを失わない程度に多くの人に来てほしいと思います。

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