狗留孫山(くるそんやま)(616m)・華山(げさん)(713m)

【前書き】
 天気が良さそうなのでどこかに行きたいが、運動不足で体力も劣っているので大山まで行く元気もない。裏英彦山も雪の状態が分らないし、結局、ホームページ“山口県の山歩き”から狗留孫山と華山をコピーしていたので取り敢えず狗留孫山に行くことにした。

【年月日】’06.1.28(土)
【コースタイム】駐車場(10:15)→修禅寺(10:35)→山頂(11:00)→修禅寺(11:20)→駐車場(11:30)
【同行者】単独
【場所】国土地理院 ウオッちず地図閲覧サービス(試験公開) 513027 2万5千分1地形図名:小串 [北東]

【写真と解説】

狗留孫山修禅寺
駐車場が標高300m強、修禅寺が標高500m弱ですから、ここから狗留孫山頂までは標高差で150mもありません。

山頂へはこの石段を登らずに右手の方に行くことになります。
山門手前の案内板
この看板では“くるそんざん”となっていますが、国土地理院のウオッちずでは“くるそんやま”でヒットするので一応“くるそんやま”と振り仮名を付けています。

尚、狗留孫山で検索すると山口の徳地町にもあります。こちらは544mです。
山頂から男島、女島
山頂から南西方面に海が見えます。

写真左から海に出っ張っているのが観音崎、手前が真崎。写真左の外れに川棚温泉があるはずです。真崎の手前の町が小串。

島は大きいのが男島、その右が女島。写真には写っていませんが、更に右に小さな島があり竜宮島です。

男島の上に薄っすらと蓋井島が見えています。
狗留孫山山頂
山頂は周囲の木が伸びて西方以外は見えません。非常に残念です。

【移動】
 まだ、余力があるので華山に登ることに。お供する犬がいるとの事で逢ってみたくて。
 華山に移動しようとするとカーナビの電波受信状態が悪い。日頃、カーナビばかりに頼っているので簡単な道でも良く分らずちょっと時間が掛かってしまった。

【コースタイム】神上寺(12:35)→華山山頂(14:05-15)→神上寺(15:20)
【場所】国土地理院 ウオッちず地図閲覧サービス(試験公開) 513120 2万5千分1地形図名:西市 [南西]

【写真と解説】

華山
華山は山頂を通って東西を結ぶ車道が走っています。

普通ならそのような山は登る気がしないのですが、今日は何となく、案内犬にも逢いたくて来てみました。

それにしても昼から山に登るのはちょっといけません。冬の日暮れは早いですから。
近松門左衛門生誕之地の碑
神上寺駐車場の目の前に近松門左衛門生誕の碑が建っていました。

案内板をちょっと見ると近松門左衛門がどこで生まれたのか、確かな事は良くわかっていないようです。

では何故ここに碑があるのか。案内板があったのですが、古くて読み難かったのでよく読んでいません。
神上寺の仁王門
駐車場から直ぐ仁王門が見えます。

この辺の標高が100m弱ですから山頂まで標高差約600mです。

仁王門を過ぎて真っ直ぐ石段を登り、そのまま道は中国自然歩道になります。

道は整備されており迷うような場所は殆どありません。

迷うといえば、山頂がどこか分かり難い事くらいでしょうか。
雪舟の庭
仁王門を過ぎて石段を登っていくと右に雪舟の庭がありました。

雪舟庭園は色々な所にありますが、ここのはどのように庭を見てよいのか分りません。案内板でも置いてあったら嬉しいのですが。

最近見た雪舟庭園は中摩殿畑山に登った時です。
登山道
山頂まで中国自然歩道なのでよく整備されています。自然林ですが、ずっと視界も無く、単調な登りです。

階段状になっているのは、膝を痛めやすい私にはあまり好ましくありません。

案内犬には結局逢うことが出来ませんでした。出発した時間が遅すぎたかな。
華山山頂
山頂一帯です。

写真右端に僅かにパラグライダーの発進台だと思いますが、見えています。ここの脇に登り着きます。

北九州の皿倉山と似た状態ですが、ちょっと華山の方が殺風景です。
京ヶ嶽と狗留孫山
北西方面には山頂まで車道の通った京ヶ嶽が見えており、その先に狗留孫山があるはずですが、良く分りません。さっき登った山がどれか良く分らないというのは、少し寂しいものです。

北東には十種ガ峰も小さく見えました。

この日は全体的に霞んで遠くまでは良く見えませんでした。
麓の町
田圃が綺麗です。

日本の食料自給率が30%台。政治家は何考えてるんだろうとか、思いながら山に登っています。

山頂のベンチの上には何故かイワシの缶詰の空き缶が置いてありました。

【後書き】
 ちょっと体を鍛えないと鈍っています。
 お寺はもう少し見学する余裕が欲しかったけど、私はいつもこの調子です。
 案内犬に逢えなかったのが残念でした。

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