三倉岳（７０２ｍ）

【前書き】
　三倉岳は広島県の山です。とは言っても殆ど山口県との境に近いところに位置しています。山陽新幹線や山陽自動車道を走っていると良く見る事ができる花崗岩の山の一つです。ガイド本の写真が綺麗だったので、いつか登ってみようと思っていました。今日は天気も良さそうだし、九重の星生山に行くか、近場の山にするかと迷った挙句、人が少ないであろう三倉山に行くことにしました。因みに私は人で込み合う山は嫌いです。

【年月日】’０４．１０．１１（日）
【同行者】単独
【コースタイム】三倉平駐車場（９：００）→（Ｂコース）→分岐（９：５５）→朝日岳（１０：０５-１５）→分岐（１０：２０）
　　　　　　　　　 →中ノ岳（１０：３０）→夕陽岳（10:55-11:10）→三倉岳（１１：１５）→（Ａコース）→駐車場（１２：２０）

【写真と解説】

	栗谷から見た三倉岳
	写真右上の花崗岩が露出した３つの頂にこれから登ります。 右から上ノ岳（朝日岳）、中ノ岳、下ノ岳（夕陽岳）です。三倉岳は夕陽岳の左の頂ですが、展望は良くありません。 山陽自動車道を走っていると、いたるところでこのような山を見ることが出来ます。

	三倉平駐車場
	周囲はかなり広いキャンプ場なので駐車場も非常に広い。 写真奥の壁は人口壁のマロンウォールかな？ 三倉岳は古くはロッククライミングのゲレンデとして、現在はフリークライミングのゲレンデとして賑わっているそうですが、この日は誰もいませんでした。

	朝日岳から中ノ岳、夕陽岳
	駐車場から三倉岳まで標高差は約５００ｍですが、登山道はかなり急勾配です。 途中、ほとんど展望はききません。登山道はＢコースとＡコースあり、鎖場を登りに使おうとすれば、登りＢコースで下りをＡコースにすればよいと思います。 写真は朝日岳（頂上がどこか良く分からない）と思われる場所から中ノ岳と夕陽岳を見たところです。

	中ノ岳から夕陽岳
	中ノ岳の岩峰には人が落ちないように鎖が付けてあるのですが、ビビリました。 私は間違いなく高所恐怖症なのですが、高いところに来ると足場の岩諸共落ちてしまうのではないか、とか考えて、体も腰が引けて力が入らなくなります。この恐怖心にどうやって打ち勝つか、努力してみるのも楽しみの一つ？ これから写真の夕陽岳に向かいます。

	夕陽岳から駐車場
	下に駐車場が見えています。私が車を止めた駐車場とは違うので、広場の駐車場？ 結構な高度感があります。 これ以上、岩場の先端には怖くて近づけません。

	夕陽岳から中ノ岳と朝日岳
	中ノ岳から夕陽岳に来るとき、少しコースがわからなくなりました。普通に歩けば、迷うようなコースではないのですが。 夕陽岳へは急勾配ですが、何等問題になるような道ではありません。 周囲には中国地方の山が見えているのですが、あまり登ってないので良く分かりません。

	夕陽岳から中ノ岳頂上
	中ノ岳をズームして撮影したものです。 頂上で２人休んでますが、先程言ったように私は恐怖で一杯でした。腰が萎えちゃいますね。 ここから次は三倉岳山頂に行くのですが、行っただけで、そこには何もありません。

	三倉岳下山中の夕陽岳
	夕陽岳の裏（北西）に三倉岳がありますが、下山中に撮影した夕陽岳です。 ところで三倉岳には、この直ぐ下の９合目小屋と４合目小屋と言われるものがありますが、９合目小屋は掘っ立ての休憩所。多分、誰も休憩しないほどボロ。４合目小屋も単なる休憩所なので間違っても泊まろうなんて考えないで下さい。 まあ、登り１時間なので普通なら泊まる必要は無いはずですが。

【後書き】
　写真を撮りながら約３時間、楽しく歩くことが出来ました。やっぱり中国地方の山は人が少なくてゆっくり出来ます。
　雰囲気は大崩山の湧塚に少し似ているかも。この手の山は中国地方にまだたくさんあるのかな?
　山口県の山を少し調べてみようと思います。

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