鬼ヶ城(620m)

【前書き】
 下関から国道199号線を北上していると海岸線に出る辺りから東側に標高600m程度の姿の良い山が連なっています。それらの山の中に竜王山や鬼ヶ城があります。199号線を走りながら先日、非常に姿が良くて是非登ってみたいと思ったのが鬼ヶ城です。
 案内板によると標高300m付近で発見された石塁は、日本書紀に記されている「長門の城」ではないかと言われている歴史もある山です。
 位置的には北九州の山や玄界灘も一望できるのではないかと思います。
 昨日は1日中雨でしたが、天気は回復しそうなので出発です。

【年月日】’04.12.5(日)
【コースタイム】登山口(8:55)→鞍部分岐(9:45)→鬼ヶ城(10:05-20)→鞍部分岐(10:40)
          →登山口(11:15)
【同行者】単独

【写真と解説】

鬼ヶ城と狩音山
低気圧が通過し、冬型気圧配置になる予定ですが、天気の回復が遅れています。

しかし、登ったときには晴れるだろうとの予測です。

左が狩音山で右が鬼ヶ城です。

ここから見るとそれほど格好よくありませんが、位置によっては素晴らしく良い姿をしているのですが。
登山口駐車場の案内板
登山口には駐車場があります。

私が着いた時には駐車場がほぼ満杯だったので、さぞ登山者が多く登っているのだろうと思ったら誰もいませんでした。

ひょっとして地元の人が止めてるの?

山口ナンバーばっかりでしたが。

それともこの駐車場は登山者用じゃないの?
鬼ヶ城・狩音山分岐
登山道は比較的歩きやすいですが、この鞍部にでると非常に快適です。

鬼ヶ城の方へ5分で鬼小屋に着きます。現在、建て直し中です。

鬼小屋を過ぎると最後の15分程度は急登になります。

冬型気圧配置で風の音が非常に激しく聞こえるのですが、登山道には風の影響はありません。
鬼ヶ城山頂
予想が当たり天気はまあまあ回復。
360°視界を遮るものは何もありません。

九州方面は霞んでほとんど見えませんでした。

写真中央の島は蓋井島です。
泊ヶ鼻、真崎及び小串海岸
写真左から室津漁港の泊ヶ鼻、中央付近に真崎、右が小串海岸です。

写真中央付近が川棚温泉になります。
川棚温泉には瓦蕎麦を食べに来たり、室津漁港では釣りをしたり、この付近には時々来てます。
室津漁港
上の写真の左サイドを10倍ズームで撮影しました。

明るいときには手ぶれも無く、結構良く撮れます。

写真右上が泊ヶ鼻でチヌ、メイタが釣れます。

ヨットハーバーもあります。

泊ヶ鼻の手前の堤防から竿を出しましたが、あまり釣れないので最近は行ってません。

釣り自体、最近はしなくなりました。
竜王山
山頂から竜王山への縦走路がありました。

竜王山は614mですから鬼ヶ城とほとんど一緒です。

時間と体力があれば、ゆっくり縦走路を歩いてみたいものです。

【後書き】
 登山口で登る準備をしていると雨が降り始めました。カッパも持ってきてません。少し迷いましたが、天気は回復するとの確信を持って登り始めました。
 最近では写真撮影を目的にしているので、天気の良い日にしか登りません。その為には、天気予報を鵜呑みにするのではなく、天気図を見て自分である程度判断することも必要と思います。

TOPページに戻る