大江高山(808m)
【前書き】
大江高山は島根の山です。石見銀山の南南西にあります。三瓶山から見ると山が寄り集まった独特の容姿に見えます。大江高山はその山群の中で最も高い山だと思うのですが、一度登りたいと考えていました。今回、島根の墓掃除に行ったついでに登ることにしました。
前日は宇佐の百姓さんと少し墓掃除をして、5本程度杉の間伐をして、小学校廃校跡の公民館に泊めてもらいました。
【年月日】’10.7.18(日)
【同行者】宇佐の百姓
【コースタイム】山田バス停(8:20)→飯谷バス停(8:40)→神社(9:00-10)→尾根(10:35)→山頂(10:48)
→休憩所(11:42)→山田バス停(13:10)
【写真と解説】
前日は山の墓掃除に行ったのですが、梅雨の豪雨で道路が寸断されており、迂回路のまた迂回路で一体どこを走っているのか分からなくなりました。ただ、本当に細い道路、車が1台やっと通れる道路の奥にも民家が結構たくさんあるのに驚きました。
小学校廃校跡の公民館に泊めてもらえることになったので、公民館に移動して18時頃から発泡酒を飲みながらバーべキュー。七輪にバーナーで着火させた炭を入れてサザエ、鮎、キスの丸干し、骨付きカルビ、手羽先を焼いて食べる。鮎は宮崎産。島根に来て、宮崎産の鮎を食べるとは思ってもいなかった。
発泡酒1500mL、日本酒1合程度飲んで公民館の板張りの上に寝袋を敷いて寝る。快適。H市役所の御好意に感謝いたします。
翌日(登山当日)は、梅雨も明けて暑い!公民館を7時前に出発して山田登山口へ。
山田バス停前の消防倉庫前の空き地に駐車して、飯谷登山口へ歩く。
昨日飲み過ぎて、歩ける自信が無い。ただでさえも暑いのに大丈夫か、心配。
写真右が大江高山808m、左手前は西峰779m。
20分で飯谷バス停に到着。今から写真右の大江高山に登って、左の西峰に向かいます。
登山コースは結構急登が続きましたが、木陰で思ったよりも暑くありませんでした。
ただ、神社からの登り口と山頂手前は登山道が見えないくらい雑草が茂っており、あまり人が登っていない雰囲気です。
東に三瓶山が見えます。左の一番高いのが男三瓶山(1126m)、その右が子三瓶山(961m)、右端が孫三瓶山(900m)です。
ミドリシジミかな?
西峰に向かう途中に飯谷登山口を見下ろせる場所がありました。
西峰779mピークはどこだか分からないうちに下り始めてしまいました。そのまま進むと展望が開けた場所がありました。休憩所だそうです。風景の案内板もあるのですが、雑草が茂ってほとんど隠れています。江の川は赤茶色に濁って、海が独特の色に濁っています。
この蝶、羽根の裏は黒いのでクロアゲハかと思っていたら、宇佐の百姓さんが、「羽根が青い。こんな蝶、初めて見た。」と言うのでパチリ。カラスアゲハでしょうか。
【後書き】
最初は暑さでバテるのではないかと心配していましたが、登りも快調に歩けました。登山道の雑草が多くてげんなりしましたが、蝶もたくさんいたし、景色も良かったし、良しとするか。