白鳥山(1639m)〜時雨岳(1546m)

【前書き】
 最近体力が落ちているので会社を休んで近場の犬ヶ岳にシャクナゲでも見に行こうか、と考えていましたが、掲示板の白鳥山のヤマシャクヤクの花も見たことが無いので気になる。どうせ行くなら白鳥山まで行くか、ということで4時半に目覚ましを掛けて寝る。ところが夜中にマックスがクーン、クーンと鳴く声で目が覚める。最近はこれがしばしば。マックスはアトピーで毛が抜け、白内障?で完全に失明し、耳も遠くなっている。夜中にトイレに行きたいと言って鳴く。今日はこれが午前2時前。パジャマのままマックスの散歩をして、2時間程度しか寝てないが、そのまま白鳥山に行くことに。

【年月日】’13.5.14(火)
【コースタイム】(往路)自宅(2:20)→(九州道)→御船IC(4:20)→椎葉ダム(6:00)→白鳥山唐谷(御池)登山口(7:00)

         (登山)唐谷(御池)登山口(7:15)→白鳥山(8:10)→ヤマシャクヤク観賞→白鳥山(8:45)→林道横断(9:30)
              →時雨岳(10:10−30)→時雨岳登山口(11:13)→(道路歩き)→唐谷(御池)登山口(11:30)

         (復路)唐谷登山口(11:40)→二本杉峠(12:45)→御船IC(13:45)→(九州道)→帰宅(15:50)

【同行者】単独

【写真と解説】


 取りあえず山芍薬は置いといて白鳥山を目指す。ここまで誰にも会っていない。そもそも山芍薬がどこに咲いているのか知らない。御池の方に行ってみるか、ということで写真の右の方へ行ってみる。


 バイケイソウの群落を見ながら進んでいく。


 ありました。オオヤマレンゲよりも薄い花びら。しかし、何となく感じが似ている。


 蕾もまだあるし、最高の時に来たかも。


 花の感じもいろいろ。群落の写真も撮りましたが、良いのが無いので載せられません。一人で写真を撮りながら進んでいくと鹿よけの網に行きつき、そのまま道が不明に。カルストの方に行けるはずですが、道がどうなっているのか、良く分からん。御池もどこにあるのか、良く分からん。ということで白鳥山山頂に引き返す。


 白鳥山山頂から時雨岳の方に進むと目の前に展望が開ける。手前の尾根の先が銚子笠かな。少し左寄りの遠くが市房山かも。右寄りの奥に霧島連山。肉眼では高千穂の峰が綺麗に見えました。


 足元を見るとここにも山芍薬が。


 銚子笠と思われる峰の先は山肌が。焼畑?生活の糧でしょうね。


 時雨岳の傍に来たら鹿よけの網が。柵の中を通って行くことを知らないので網に沿って歩いていたら変な方向へ。コンパスを出して自分の進行方向を確認したら東。進む方向が明らかに違うということに気が付いて引き返す。柵の中を通るのかな〜と考えながら網を見ると入り口らしき場所が。柵の中を通って、反対側の出口を出ようとしたら夫婦とお爺ちゃんの3人組が「時雨岳はどっちですか?」。「私も初めてなので良く分かりませんが、白鳥山から歩いてきてまだ山頂に着いていないのでこっちじゃないですか。」等と言いながら数m進むと目の前に時雨岳の標識があった。残念ながら時雨岳周辺の山芍薬はほとんど終わっていました。白鳥山と時雨岳の標高差は100mもないのにこれ程の開花の差が付くものかと考える。


 下りも網に沿って下れるのかな?と思いながら進んだが、変な方向に行くので網の中を通って下る。


 時雨岳登山口も唐谷登山口も下山してみたら車が一杯。山中では2組と一人に会っただけ。これもマックスに夜中に起こされたおかげかもしれません。唐谷登山口の新緑も綺麗。

【後書き】
 往路は上椎葉ダム経由で来ましたが、距離も長いし、片道5時間弱掛かるので帰りは五家荘から二本杉峠経由で帰りました。国道445号。1.5車線というか、こういう道はやはり苦手です。片道4時間なので上椎葉ダム経由より明らかに早いようですが、考えてしまいます。

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