田原山(鋸山)
【前書き】
姉、甥とこの三連休に大崩山に登ることにしていましたが、肝心の8日が雨模様なので大崩山は断念し、練習の山に田原山を選んで登ることにしました。私も歳、姉はもっと歳。
物事を先延ばしに出来ない歳になりました。永遠に諦めるか、挑戦してみるか。
【年月日】’23.10.7(土)
【コースタイム】鋸山登山口(9:50)→大観峰(1040-11:00)→八方岳→無名岩→見返り岩(12:30)→鋸山登山口(13:00)
【写真と解説】
近年は高所パニックになって、普通の橋の上を歩いて渡るのも駄目です。関門橋を車で渡るのも往生します。従って、単独の時は大観峰も登るのは避けてきたのですが、3人でなら何とか行けそうなので行ってみることに。
甥と姉はスタスタと問題なく岩をよじ登って頂上へ。私は最後の岩場を登るのは止めて写真撮影。
別府湾の写真左に高崎山。写真右の鶴見岳と由布岳は山頂が雲に入っています。
大崩山の練習に由布岳の御鉢を周回しても良かったのですが、先週大崩山の吐野まで歩いた後で膝が完全に回復していなかったので田原山にしました。
大観峰から八方岳と地蔵岩です。まあ中々の難路が続きます。
無事登山路を歩くことができました。このところダイエットで相当体重を落としたので以前よりも身軽になったかもしれません。
あと一ヶ月もすると紅葉で綺麗になると思います。
見返り岩を過ぎても暫く急な岩場が続きます。3人ともほぼ問題なく歩くことができたので来年は大崩山に挑戦したいと思います。
【後書き】
長野県の戸隠山の蟻の塔渡しで50代男性が200m滑落して亡くなりました。田原山よりも規模は大きいですが、田原山の登山路とよく似た地形、地質のように見えます。田原山でも転落死亡事故発生の看板が置いてあったので注意して登りましょう。
【前書き】
酷い腰痛を久しぶりにして、やはり時々は山に登って体を鍛えようと1日に福智山に登りましたが、紅葉を見たくなって田原山に登ることにしました。
【年月日】’17.11.19(日)
【コースタイム】鋸山登山口(7:40)→八方岳(8:18)→無名岩(9:10)→見返り岩(9:30)→鋸山登山口(9:55)
【写真と解説】
5時に起きて天気予報を確認すると曇り後晴れで10時頃から晴れる予報。
7時半頃駐車場に着くが、車が1台もない。どういうこと?と思いながらフリースの上に薄い風除けを羽織って出発。雨が降る心配は無いが念のためと思ってザックに雨具を入れる。
登り始めると段々雲が低くなり、高度を上げると強風と霰。これはやばいと思いながら前回同様、大観峰はパス。
別府湾。右に高崎山。西の空には青空が見えるもののまだ霰が降ります。気分も暗くなりますが、雨具も持ってきているので何とかなると気を取り戻します。
まゆみは紅葉して落ち葉もありますが、まだ先端だけが紅葉した木もあります。
屏風岩の遠くに山が見えていますが、左から八面山、大蔵山、雲ヶ岳と御許山、西叡山ではないかと想像しています。
今日のコースを振り返りました。
【後書き】
コースタイムはほとんどぴったり前回と一緒でした。腰痛をしてから一段と体が硬くなり、岩場でビビリながら歩きました。
まゆみの紅葉が終盤なのか、これからなのか、分かりません。以前に比べて今日の状況はぱっとしませんでした。天気のせいかもしれませんが。
帰りに駐車場は満杯でした。ここは朝早く登るよりも日が十分に昇ってからの方が紅葉も楽しめるし、写真も撮りやすいと思います。
【前書き】
紅葉を見ようと3年ぶりの田原山に会社登山部で昨日登る予定でしたが、雨で中止。昨日は津和野で大根とカブを収穫。今日は雨が上がるようなので一人で登ることに。しかし、6時前に家を出発したが、雨だった。
【年月日】’15.11.15(日)
【コースタイム】鋸山登山口(7:40)→八方岳(8:18)→無名岩(9:10)→見返り岩(9:20)→鋸山登山口(9:45)
【写真と解説】
登山口から登って来て振り返ると前回とは風景が相当違うように感じる。作業道が出来て、周囲の木を切り払って見晴らしを良くしたよう。
まだ雨がぱらついていたので大観峰はパス。疲れが溜まっているのか今日は岩場が怖い。足場も濡れて悪い。
八方岳から今日のコース。先行している登山者が見えます。天気が悪いせいか紅葉は今一です。
屏風岩も良くないです。
無名岩の手前の崖です。向こうから手前に渡って来たのですが、ここが一番怖かった。
無名岩から後続の登山者。やっぱり単独だと心細いです。
見返り岩を過ぎて下山です。登りの作業道が見えています。やはりだいぶ景観が変わったように思います。
【後書き】
まゆみの紅葉を楽しみして来たのですが、あまり良くありませんでした。晴れたら少しは紅葉も綺麗に見えるかもしれませんが、残念でした。自然のことなので仕方ありませんね。
【前書き】
11月3日に新椎葉越から向霧立越〜霧立越の大縦走を試みたのですが、約100m歩いたところで腰を痛めて断念。そういう訳で今年は紅葉を見ていません。ネットで調べてみると中国地方の山はほとんど紅葉は終了。どこか近くで残っていないかと調べてみるとありました。ここ田原山です。11年前に熊野磨崖仏の方から登りましたが、鋸山トンネルの手前に広い駐車場も完備されたようなので、今回はそこから登ることに。今回は、案内図の矢印通り、反時計回りに歩きました。
【年月日】’12.11.18(日)
【コースタイム】鋸山登山口(8:05)→見返り岩分岐(8:11)→囲観音分岐(8:17)→大観峰(8:43−50)→八方岳(9:00)
→無名岩(9:43)→下山路分岐(9:50)→鋸山登山口(10:15)
【写真と解説】
紅葉を見るには太陽がある程度登った後の方が良いとは思いながら、このコースは崖上で狭いので登山者が詰めかけるとコース上で渋滞するのは目に見えています。それに人が混雑するような状態は好きではないので、極力早く登ってしまおうと家を6時に出発しました。駐車場に8時ちょうどに到着。私の車が3台目。大観峰に着いたのは今日は私がトップじゃないかな。人が少ないのが最高。
このコースは植林の中を歩いてきて、大観峰の手前で視界が急に開けます。この変化が楽しい。
鶴見岳と由布岳も見えます。
八方岳から見た今から歩く紅葉の岩稜コース。
八方岳から見た大観峰。太陽の位置がまだ低く、逆光になります。一人だとちょっとビビります。山頂は狭いので大人数で押し掛けても人の迷惑になるだけです。
紅葉はまだ綺麗です。しかし、だいぶ落葉していました。
対岸の衝立岩でしょうか。光がもっと当たれば良いのですが、まだ西からの高気圧の張り出しが少ないのか雲が残っているので日が十分に当たりません。
駐車場が見えます。駐車場は既に満杯のようですが、上下に空き地があるので相当数の車を止めることができます。車が多いのに登山者にほとんど出会わないのは、皆さん、案内板通りに反時計回りに歩いているのでしょう。
歩いてきた岩稜を振り返ります。日が照ればもっと紅葉が輝くと思うのですが、太陽は雲に隠れて中々出てきません。
写真左に途中ですれ違ったお爺ちゃん達のパーティが登っています。このコースは足を滑らせると相当危険なので注意が必要です。私は元々バランス感覚が悪いうえに歳を取ってさらに悪くなったので、こういう山の単独はもう止めた方が良いかも、と思ったりします。
駐車場から山を見上げると案内板とは逆の時計回りに登っている人たちが見えました。さっき私が下って来た道です。
駐車場から大観峰まで標高差は240m位しかないと思いますが、中々楽しい山でした。
【後書き】
椎葉で腰を痛めてまだ完全に回復していないのですが、何とか歩くことができました。綺麗な紅葉も見ることができて満足です。
帰りにT君から電話が掛かって来たので取ったら、警察に捕まったのが残念。昼飯食わしてもらったから良しとするか。
【前書き】
田原山は大分県国東半島の付け根にある山です。国東半島の山には、まだ登ったことが無いので、手始めに田原山を選択しました。田原山には熊野磨崖仏があり、怪石奇岩の岩稜歩きを体験することができます。ガイド本として山と渓谷社の分県登山ガイド大分県の山を参照しましたが、コースについては更に詳しく事前に調べておいた方が良いと思います。
【年月日】’01.10.24
【コースタイム】熊野磨崖仏料金所(10:20)→囲観音堂(11:40)→八方岳(12:05)
→大観峰(12:20-35)→囲観音堂(13:15)→料金所(14:00)
【写真と解説】
熊野磨崖仏 | |
熊野磨崖仏は重要文化財で拝観料200円でした。この熊野磨崖仏に到る石段は鬼の築いた石段と言われ、求菩提山の鬼の鐙の話と似ています。 この熊野磨崖仏の上の建物から道が分からなくなって、しばらくうろうろしました。『この先行き止まり』の小さな標識が立てられているのが、登山道でした。これは、いたずらでしょうか。 |
八方岳から経岩方面 | |
この岩尾根の上を歩いてきます。結構、おもしろくてスリルもあります。単独だと特に注意が必要です。 下を通る道もあるようです。 下山時にどこからきたのか、分からなくなり、下の道に降りる途中で、登山道の真中で日光浴をしていたマムシを踏みそうになり、それを避けるのに態勢を崩して転倒しました。 |
八方岳から大観峰 | |
八方岳から大観峰は目の前です。八方岳から大観峰までは登りと下りで道が分かれているようでした。 この日は誰にも会いませんでしたが、田原山が込み合う日もあるのでしょうか。 |
大観峰から経岩方面 | |
11月下旬の紅葉の時期が最も良いようです。 |
【後書き】
道に迷うまではいきませんが、短時間でも道が分からなくなることは、しばしばあります。単独なので全て自分で判断するしかありません。今回みたいに登山道入り口に『行き止まり』の標識があると困ったものですが、逆に自分で考えながら登るのも楽しみのひとつかもしれません。