弥山岳(ややまだけ)(378m)

【前書き】
 弥山岳は桂川町で一番高い山だそうです。登山道に山野草の写真と俳句が掲示してあるようです。山頂からの展望も良さそうなので行ってみることにしました。

【年月日】’22.5.17(火)

【コースタイム】湯の浦キャンプ場駐車場(10:00)→(七曲コース)→九号目展望台(10:45-55)
          →山頂(11:07)→九号目展望台(11:15-30)→(七曲コース)→駐車場(12:00)

【同行者】単独

写真と解説


登山口は湯の浦キャンプ場にあります。写真の炊事場の手前に駐車場があります。夏のキャンプ時期にどれくらい混雑するのか分かりませんが、それ以外の時期であれば充分な駐車スペースがあると思います。


炊事場の横の道をさらに少し登るとケビン、炊事場、トイレ等があります。ここにも少し駐車スペースがありますが、キャンプ時期にはキャンパー優先らしいです。
登山案内図には七曲コースとグラウスコースの2コースが示されています。この詳細を確認していなかった為に地図は持っていたものの自分がどのコースを歩いているのか分からず下山するまで自分自身に対して気分の悪い思いでした。


地図上の勾配から事前に自分自身で考えた案では登りにグラウスコースを使い、七曲コースを下山に使う予定でしたが、頭の中が整理されていなかったため七曲コースを登ってしまいました。


登山道脇の花の写真と俳句は面白い企画だと思います。これらの花が自生していたものか、移植したものも含まれているのかは分かりませんが、お陰様で楽しく登れました。


最期に結構な急登を登りきると東屋があり、展望が開けます。最初、ここが山頂だと思ってゆっくり写真を撮り始めたのですが、写真を取り終わってこの東屋の先はどうなっているのだろうと少し進むと弥山岳山頂はさらに向こうの案内板。要するにここは九合目でした。九合目を山頂と間違うとは相当な馬鹿。低山を侮るからこういうことになると反省しました。


九合目からの展望です。写真奥中央付近に福智山、写真右に香春岳三ノ岳と二ノ岳が見えます。頭を削られて平らになった一ノ岳も微かに見えます。
香春岳の左に牛斬山が見えますが、その手前の山は先日登った関の山のはずです。20万分の一地形図で調べて分かりました。
手前の集落が桂川町です。


さらに視線を南に移して東南東に英彦山の北岳・中岳・南岳の頂が戸谷ヶ岳(702m)の向こうに見えます。


さらに南に視線を移して南東には写真左から馬見山、屏山、古処山が見えます。


九合目から山頂までは勾配も緩やかで10分前後です。展望はありません。

【後書き】
 弥山岳は“弥山岳を守る隊”または“グラウス山愛会”の方々が熱心に活動されている山と推察致しました。また、九合目展望台からの眺めも最高です。
 今回の反省点は、弥山岳を低山と侮ってYAMAPの地図をダウンロードせず、紙ベースでの地図の持参にしたのは完全な失敗でした。最期まで自分が地図上のどちらのコースを歩いているのかモヤモヤした気持ちであったのは最大の反省点です。
 歳も取って判断力も鈍り、暫く山にも登っていなかったので勘も鈍り、今後は素直にナビに頼るべきだと思いました。

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