由布岳(1584m)
【前書き】
連日30℃を越える暑さでどこに行くか。低い山では熱中症になる恐れがあるため、近場で高い山と言うと由布岳か、九重。
久々に由布岳に行ってみることにしました。
【年月日】’10.8.1(日)
【同行者】単独
【コースタイム】正面登山口(6:45)→合野越(7:25)→マタエ(8:48)→東峰(9:10-20)→マタエ(9:50)
→合野越(11:00)→登山口(11:35)
【写真と解説】
4時に起きて由布に行くつもりが、体がだるく、行く気にならない。晩酌の飲み過ぎ?飲酒運転はしたくないし。布団の中で色々考える。
最近、朝の体の始動が極端に悪くなった。年齢を感じる。
結局4時過ぎに家を出て、由布岳正面登山口へ。
正面登山口の駐車場はほぼ満杯。隅の方が空いていたので駐車する。いつも雲が掛かっている鶴見岳は雲が掛かってないのに、由布岳は頂上が雲に覆われている。今日は駄目だろうなと思いながら準備をして登りだす。
ヤマアジサイがたくさん咲いていました。
今日は景色は撮影できないと思い極めて接写に専念です。
ガスで植物はしっとり濡れているので色が綺麗です。写真で再現できるか、どうかは別ですが。
シモツケです。小さな花びらと芽が綺麗ですね。。
ホタルブクロです。普通は下向きですが、犬があごを棚に乗せているように岩の上に花を乗せていました。
こういう感じも良いのでは?
時々ガスが晴れて下界が見えましたが、結局完全にガスが消えることはありませんでした。
これは下山後の由布岳です。
下山後の飯盛ヶ城です。緑が綺麗です。
今日は何名か、登っている人がいました。
【後書き】
飯盛山にも行きたかったのですが、それは次の機会に。
前回の由布岳登山から4年も経っていたとは。年月が経つのは早いです。
【前書き】
今回は大学で山岳部だった新入社員のT嬢と部長、主任の計4名で出動。
ミヤマキリシマを見に行くのが目的ですが、人が多い場所は嫌いなので由布岳に設定。朝5時に会社を出発して、7時には由布岳正面登山口に到着。駐車場はまだ少し余裕有り。ラッキー。由布岳のミヤマキリシマは初めてです。
【年月日】’06.6.3(土)
【同行者】T嬢、I部長、T主任
【コースタイム】正面登山口(7:10)→合野越(7:55)→マタエ(9:20)→西峰(9:50)→(お鉢巡り)
→東峰(11:20-40)→マタエ(11:55)→合野越(13:05-15)→登山口(13:55)
【写真と解説】
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正面登山口から由布岳 |
天気は晴れの予報でしたが、ガスが出たり消えたりでどうなるか、少し不安。 写真左の斜面をジグザグに登っていきますが、少しガスが掛かっています。 登山者は山口方面からも来ていましたが、この時点ではまだ山に入っているのは4〜50人くらいでしょうか。思ったよりも少ないです。 |
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飯盛ガ城 |
標高1200mを越えると樹林帯を抜け、見晴らしが良くなります。 写真は標高1067mの飯盛ガ城です。 西の由布院の方からガスが湧いては消えていきます。 |
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登山道脇のミヤマキリシマ |
ミヤマキリシマは九重山系のように密生していませんでした。それが逆に一株一株の花の色の微妙な違いを際立たせて、それなりに花を楽しめます。 山頂のミヤマキリシマはまだ蕾状態でしたが、標高1400m位まではほぼ満開状態。 |
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障子戸の岩場 |
団体さんが登っていました。 お鉢巡りをして東峰からマタエに下山中に登ってくる団体と鉢合わせ。 待てども待てどもテレテレ登ってくる団体が登り終わるのを待つ一般登山者の身にもなってみろ! だから俺は団体客が嫌いなんだ。 登り優先も時と場合によりけりだ。臨機応変にリーダーは道を譲ることを勉強しろ! |
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障子戸の上の崖 |
障子戸の岩場を越えても、暫くは崖があるので落ちたら大変です。 普通、こういうところでは注意するので落ちないのでしょうが、年をとるとバランス感覚も低下するし、躓いたり、突風に飛ばされることもあるので注意。 写真は中々登ってこない主任を迎えに行くT嬢。 |
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渋滞するウバコウジ北端の岩場 |
お鉢巡りは西方から一旦北側の岩場に向かって下ります。 写真下の部分は土が削れて足場が悪くなっています。木の根に掴まって横に体重移動していく必要がありますが、木の根もぐらついてますので要注意です。ザイルを使用している団体もありました。 |
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ミヤマキリシマと飯盛ガ城 |
マタエに登るまではガスが出ていましたが、お鉢巡りを始める頃から完全に晴れてきました。 ここから駐車場を見ると有料駐車場にも結構、車が止まっていますが、満車状態ではありません。 それにしても昼を過ぎてから登り始める人が多いのにビックリ。 あまり勧められることではありません。 |
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斜面のミヤマキリシマ |
もう少ししたら頂上付近のミヤマキリシマも開花すると思います。その時、どのような状況になるのか、見たことが無いので分りません。 どっさりギンギラギンのミヤマキリシマを楽しみたいならやっぱり九重山系かな。人も多いけど。 登山道を外れた場所に入り込んで食事を摂ったり、マナー違反が多いですね。 |
【後書き】
三年ぶりに由布岳に登りました。
前回よりもだいぶ時間が掛かっています。体力が落ちてる証拠かな。
次はサクラソウの咲く頃に登って見たいと思います。
【前書き】
今回はお鉢めぐりを紹介します。10年位前に巡ったときには、少しびびった記憶があったのですが、今回は、馬の背が立ち入り禁止になって、迂回路が出来ており、人も多かったためか、全然、びびる事もありませんでした。それにしても人が多かった。
【年月日】’03.9.14(日)
【同行者】会社の人
【コースタイム】正面登山口(8:25)→合野越(9:05)→マタエ(10:10−25)→西峰(10:45)→
(お鉢巡り)→東峰(11:55)→マタエ(12:20)→合野越(13:40)→登山口(14:10)
【写真と解説】
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障子戸の岩場 |
マタエから西峰に向かいます。以前はこの障子戸まで馬の背を伝って来ていたと思うのですが、立ち入り禁止になっていました。迂回路が出来ています。 この障子戸の岸壁も以前より歩きやすく感じたのですが、気のせいかな? |
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西峰から剣が峰 |
西峰から剣が峰です。遠方は鶴見岳。 お鉢めぐりでは、この西峰から北へ一旦下って、この剣が峰によじ登ってくることになります。 |
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ウバコウジ北端の岩場 |
由布岳の火口跡をウバコウジと呼ぶようですが、その北端は標高の低い岩場になっています。ここまで西峰から下っていきます。 |
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西峰 |
ウバコウジ北端の岩場に下っていく途中です。西峰を振り返ると結構、断崖絶壁になっているのが分かります。 |
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西峰のイヨフウロ |
この時期、イヨフウロがいたるところに咲いていました。 |
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トリカブト |
西峰から下る途中、トリカブトが群生していました。 |
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ウバコウジ北端への下り |
西峰からウバコウジ北端の岩場への下りです。結構、急勾配です。 写真中央下が、岩場です。この岩場では、ルート選択を誤るとどこに行けばよいのか分からなくなる恐れがありますが、ちょっと注意しておけば、大丈夫です。 進めなくなった場合は、ちょっと引き返すのがコツでしょうか。 |
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混雑する岩場 |
剣が峰への登りの途中、振り返ると岩場では、ちょっとした渋滞が生じていました。 ルートさえ誤らなければ、特に困難とは思いませんが、もし、間違ったルートを無理に進もうとすると危険だと思います。 10年前は、かなり強引に直進してだいぶ怖い思いをした記憶があります。 |
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東峰から九重連山 |
東峰は人だらけで通路に座って居る人が多く、困りました。 だいぶ空気も澄んできて、九重連山も少し見えていました。 |
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馬の背と障子戸 |
西峰へ向かう馬の背と障子戸です。馬の背は立ち入り禁止で迂回路が出来ています。 以前は馬の背や障子戸で引き返してくる人を見ましたが、この日は、非常に多くの人が西峰に向かっていました。前に比べてだいぶ楽になったと思います。 |
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ギンリョウソウ |
ギンリョウソウが多く咲いていました。登山道の直ぐ脇にたくさんありました。 |
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下山後の由布岳 |
登るときは山頂が雲に隠れていたのですが、下山後はすっきり晴れていました。 今回も膝が少し悪化しましたが、何とかなりました。 下山時にチャリチャリ熊除けの鈴を鳴らすアホがいて、うるさくて気分を害しました。 時々、こんな何も考えない奴がいますが、こんなやつには山に登って欲しくないと思います。 |
【後書き】
10年前の記憶でちょっとしたスリルを味わいにお鉢めぐりをしたのですが、あっけなくスイスイ回ってしまいました。こんなはずでは無かったのですが、馬の背が立ち入り禁止だったし、ウバコウジ北端の岩場もルートの違いに直ぐ気がついたのが、原因だと思います。非常に人が多かったので少しうんざりしましたが、中高年だけでなく、珍しく若い人も多かったので今後も頑張って山に来て欲しいと思いました。
尚、山の経験の少ない人だけや単独でのお鉢めぐりは止めといたほうが良いかもしれません。
【前書き】
由布岳は、1年中を通して時々登っています。いつも正面登山口から登っています。マタエから東峰へは楽に登れますが、西峰及び火口一周のお鉢めぐりは少しスリルがあります。正面登山口から東峰までは、小学3年の娘も登っていますので、ファミリー登山にも良いと思います。
由布岳は1150m位から上は、潅木帯を抜けて展望が得られ、山頂付近を見ながら登ることができる山です。私は、全然詳しくないのですが、植物も楽しめるようです。
【写真と解説】
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正面登山口付近からの由布岳 |
’00.8.24に小学3年の娘と登りました。天気が崩れそうだったので、急いで登りました。 写真は下山時のものですが、何とか雨に降られずに下りることができました。 |
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標高1160m付近から |
潅木帯を抜けて頂上付近が見えてきました。山頂は見えないのですが、高度が上がっていくのが目で確認できるので励みになります。 周りの草むらの中には素人目にもかわいい花が幾つか咲いていました。 |
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ツリガネニンジン?! |
その当時、メーリングリスト“山ネット九州”で色々御意見を頂き、サイヨウシャジンかツリガネニンジン!? 申し訳ありません。どちらだったか、忘れてしまいました。 |
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カワラナデシコ |
花に目が行き始めたのは、高山植物が豊富な東北の早池峰山に登ってからだと思います。 その日、かなり先方を登っている登山者を見つけ、『追いつけ、追い越せ』と頑張って追いついてみると、その人は高山植物をかなり本格的にカメラで撮影しながら登っていました。 そんな登り方もあるのかと周囲を見渡すと、岩の陰で咲いている花の可愛いこと。 |
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冬の由布岳 |
’01.1.17冬の由布岳に登りました。これは、由布岳の北北東側から撮影したものです。 今から正面登山口に車で移動します。この日はタイヤチェーンを着けた車も多かったです。 |
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標高1300m付近から山頂 |
積雪は5〜10cm位で大したことは無いのですが、風が冷たく、顔の皮膚が痛くなりました。 体を動かしている間は、体自体はそれ程、寒さを感じることはありませんでした。 |
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雪の由布岳東峰 |
写真中央にかすかに東峰の山頂を示す柱が見えます。掛かっていた温度計は-9℃を示していました。 特にアイゼンを付ける事も無かったのですが、やはり滑るのをこらえようとふんばって登ったためか、今回は脚が、がくがくになっていました。 |