犬ヶ岳(1131m)

【前書き】
 強い寒波が来て山に雪が積もったので12日は英彦山に行こうとしたのですが、田川・直方バイパスにチェーン規制が掛かったようで大渋滞になったので諦めて引き返しました。
 英彦山の東側に壁のように連なる犬ヶ岳は標高も英彦山と大して違わないので大雪が降るだろうと予想されます。英彦山と比べて圧倒的に登山者の少ない犬ヶ岳に久々に登ることにしました。
 6年前の1月に求菩岳庵の案内犬ゴンと一緒に登りましたが、懐かしい。可愛い犬でした。ゴンの写真は下の前回山行のトップに貼ってあります。

【年月日】’18.1.14(日)
【同行者】単独

【コースタイム】犬ヶ岳登山口駐車場(7:50)→恐淵(9:05)→経読林道(10:15)→大竿峠(11:05)→一ノ岳(11:50-12:05)
          →大竿峠(12:30)→経読林道(12:45)→恐淵(13:45)→駐車場(14:30)        

【写真と解説】


 今日は大雪に備えてスノーシューをザックに縛り付けて持ってきました。
 残念ながらゴンのいた求菩岳庵は売りに出されていました。年齢から考えてもゴンはもう亡くなっているでしょう。
 ここ経読林道から大竿峠に向かう登山口までは1〜2日前と思われるトレースがあったので道に迷うことなく来ることができました。
 ここで積雪量は20〜30cm程度でしょうか。スノーシューをここで履きました。


 登山口から少し登って右の尾根を直登すれば一ノ岳です。トライしようとしましたが、雪の深さが40〜50cmあり、体が埋まったので直ぐに諦めました。


 大竿峠に着きました。樹氷が綺麗です。


 犬ヶ岳、笈吊岩方向へはトレースがありますが、今から登る一ノ岳へはトレースがありません。スノーシューが力を発揮しました。


 こういう感じなら歩きやすいのですが、大半は雪の重みで枝が垂れ下がり、人の進行を邪魔しています。そういう場所を避けながらくねくねと登っていきました。


 大竿峠から一ノ岳まで0.5kmの表示がありましたが、雪の中では結構しんどいです。途中で進行方向が分からなくなりましたが、冷静に地図とコンパスを取り出して方向を検討し、周囲を見渡すと正解が得られました。


 西に英彦山が見えます。中岳の上宮が小さく見えます。

【後書き】
 求菩岳庵も無くなり、ゴンもいなくなり、時の経つのは早いものです。
 求菩提の公共駐車場前の食堂も廃業のようでした。地方の衰退を見た様に思いました。
 犬ヶ岳は昔から良く登った山です。思いで深い山です。しかし、地元は衰退の一途なのでしょうか。寂しいです。


【前書き】
 天気予報では福岡は一時的に雨雲が流れてくるので降水確率が低い大分方面に行くことに。但し、宇佐方面は宇佐神宮で道路が混むだろうから、その手前と言えば犬ヶ岳か。今年の初登りは犬ヶ岳に決定。案内犬のゴンに逢えたらうれしいのだが。

【年月日】’13.1.2(水)
【同行者】単独

【コースタイム】犬ヶ岳登山口駐車場(9:20)→恐淵(10:20)→経読林道(11:20)→(登山道喪失)→一ノ岳(12:20)
          →笈吊峠へ縦走中止(12:30)→一ノ岳(12:40)→経読林道(13:20)→恐淵(14:00)→駐車場(15:00)        

【写真と解説】


 犬ヶ岳登山口駐車場には軽自動車が1台のみ。ゴンがいたらうれしいと思いながら求菩岳庵に行くがひっそりとしてゴンがいる気配もない。ゴンに案内してもらった時の記録は犬ヶ岳一ノ岳〜求菩提山をご覧ください。


 登山道には雪がうっすらと積もっている。犬らしき足あとがずっと続いているので1〜2日前にひょっとしたらゴンが歩いたのかもしれない、などと考えながら歩く。


 恐淵上流の渡渉点を渡る。まだ、足跡は続いている。鎖を持つ手も冷たい。完全な真冬になればまだ良いが、中途半端に融けるこの時期の雪は達が悪い。


 今回は道を間違えることもなく、無事、経読林道にでる。こんなに雪が積もっているとは考えていなかった。


 大竿峠を目指して渓流に沿って登る。渓流のど真ん中の木に目印の赤ペンキも塗ってあるが、前方には倒木もあって渓流沿いの歩行は困難と判断して渓流から離れる。元々、大竿峠下辺りは渓流の左岸少し上を歩いていたような当てにならない記憶を頼りに崖を登っていくが登山道らしきものが見当たらない。目印の赤テープを探すが全くない。完全な迷子。登山道は無くても良いのであるが、結構な斜面で歩きづらい。出来れば平坦な登山道に出たいが、赤テープは見つからず。


 雪はどんどん降ってくる。下で雨具の上下を着用して、スパッツ、ザックカバーも着けているので直ちに問題になることはないが、こんなところで道に迷って日が暮れたら山中で一泊しなければならない。どちらにしても流れに沿って登っていけば登山道のある尾根には出るだろうと進んでいくと右側から別の沢の流れ込みが。渡っていくのも面倒なので、この沢に沿って右にコースを切り替える。


 どんどん登っていくといきなり一ノ岳に出た。人の気配が全くないので昨日も誰も登っていないのだろう。今年、一ノ岳へ一番乗り。
 これからどうするか。折角なのでかめノ尾まで行って、笈吊峠からウグイス谷に下りたいが。


 とりあえず、かめノ尾を目指すことに。


 尾根では道に迷う可能性は低いが、積雪が心配。10cmから深いところで20cm。時間も気になる。こんなに雪が積もっていることは想定していなかったので。もっと家を早く出ていれば良かった。


 このまま進んだら日が暮れてしまうと判断して、来た道を引き返すことに。帰りの登山道は薄暗くて、夕暮れのよう。歳を取ってから暗い場所での視力が極端に悪くなったように感じる。下山すると雪の全くない世界だった。

【後書き】
 犬ヶ岳での二度目の道迷い。雪が無い時であれば、道に迷うようなことは無いと思いますが、最近はどの山も倒木が多く、登山道が部分的に荒れた場所もあるので積雪時は特に注意しましょう。
 初登りで道に迷いましたが、良い訓練になりました。


【前書き】
 釣鐘山〜彦見山〜中摩殿畑山の縦走の為に、車で岩伏まで行こうとしたのですが、道路工事で行けません。急遽、どこに行こうか、考えた末、前回、雪で登れなかった犬ヶ岳に行ってみることにしました。

【年月日】’11.5.6(金)
【同行者】単独
【コースタイム】犬ヶ岳登山口駐車場(9:50)→(ウグイス谷)→経読林道(10:47)→笈吊峠(11:22)→犬ヶ岳(11:25-30)
          →一ノ岳(13:05-10)→杉ノ宿跡(13:50)→虎ノ宿跡(14:24)→護摩壇跡(14:38)
         →龍王院横に下山(15:15)→犬ヶ岳登山口駐車場(15:30)        

【写真と解説】


 前回の雪山時の道迷いの場所は直ぐに分かるだろうと考えながら登ったのですが、看板も赤テープも思ったよりも設置してあり、結局、どこから迷ったのか、全然分かりませんでした。逆に大きな看板もある中でなぜ迷ったのだろうと不思議に思いました。雪をかぶって看板が見えなくなっていたのかもしれませんが。
 上の写真は笈吊岩の下部です。大きな木が根っこから倒れています。


 どうも昔の笈吊岩と違うような。たった一人で登っていると何となく怖くなる。歳を取って確実にバランス感覚が悪くなり、高所が駄目になってきた。


 今日は一ノ岳から求菩提山まで歩いてみることにしました。まだこのコースは歩いたことがありません。


 背の低いシャクナゲは、ほとんど花芽が付いていません。この冬の大雪のせいかも知れません。しかし、花芽の付いている木にはたっぷり付いています。花芽の付いている率は5%以下だと思います。日当たりの良い場所では花が咲き始めていましたが、まだ大半は蕾でした。


 求菩提山への尾根道です。アップダウンがあまりないかと思っていたら少しあります。もう少し若葉が茂ってきたらもっと綺麗な新緑になると思います。


 今日は登り始めた時間が遅かったのと、雨が降りそうになってきたので、この辺は突っ走って歩きます。ここは杉の宿跡です。


 求菩提山には登らずに護摩壇跡から五窟回りコースに入って、阿弥陀窟の手前かな、そこから下山しました。
 出て来たところは龍王院の横。こんなところに求菩提山への入口があるとは知りませんでした。

【後書き】
 五窟巡りコースを急ぎ足で通り過ぎて下山しました。次はゆっくり巡って見たいと思います。


【前書き】
 犬ヶ岳にも雪がたくさん降っているとのことで行ってみることに。大山登山の練習も兼ねて、12本爪アイゼンをザックに入れて、スノーシューはザックに縛り付けて持参。朝、北九州は少し雨だが、山は雪だろう。

【年月日】’11.1.29(土)
【同行者】単独
【コースタイム】登山口(9:20)→(うぐいす谷)→経読林道(10:30)→道迷い急傾斜(11:45)
          →標高1000m付近撤退(13:10)→経読林道(13:50)→登山口(15:00)       

【写真と解説】


 国道10号線から犬ヶ岳方向に走るが、全く雪も無く、本当に雪があるのか、心配したが、求菩提資料館辺りから残雪があり、登山口駐車場は5〜10cm程度の積雪。駐車場には北九州ナンバーのワゴン車と軽トラックの2台。おばちゃんを含む中高年4人組と単独者。中高年組は恐渕コースに、単独者はうぐいす谷コースに先行。私も遅れてうぐいす谷に向かう。雪も降ってきて、少し億劫。
 このコースを歩くのは、3年ぶりであまり覚えていないが、トレースがあるのでそれに沿って歩く。これが後の大失敗の原因になるとは。
 経読林道に出るまでは積雪はそれ程でもないが、急斜面ではどこが足の置き場か雪で隠れて分からないので時間を食う。
 写真は笈吊峠への登山口です。林道は15cm程度の積雪でここまでは、アイゼンもスノーシューも使わず。 


 トレースをたどっている間にいつの間にか赤テープが無くなり、杉の植林帯に。そしてトレースが消えてしまいました。
 急斜面の雪の壁です。写真の左に回り込もうとすると胸まで雪に埋まり、右も腰まで雪に埋まる状態。正面突破しようとすると雪が崩れて同じく胸まで雪に埋まる。ここで諦めて帰るつもりになったのですが、とりあえずスノーシューを履いて再挑戦。しかし、サラサラのパウダースノーで全然効果なし。写真右端中段の岩の右側は融けた水が凍って3m程度の氷の壁になっています。12本爪アイゼンに履き替えて挑戦してみることにしました。
 氷壁表面の雪を払って、手掛かりを探しながらアイゼンの前爪を氷壁に蹴り込んで登る。やってみると結構登れました。前爪をほんの数センチ蹴りこんでいるだけですが、片足に掛かる荷物も含めて90kg程度の重量を支えてくれました。
 この上の傾斜も急で往生しました。しかし、自分がどこを歩いているのか、全く分からない状態。地図で確認したいのですが、今日は詳細な地図を持ってきていないし、雪が降ってきて直ぐ濡れるのでそういう気にもなりません。


 ちょっとした尾根に出たので西に進路をとって登ります。積雪は30cm程度なのでスノーシューを履きました。しかし、高度を上げるに従って、積雪は深くなり、時々腰まで埋まります。高度計は1080mを指しています。事前の高度調整は自宅でしただけなので多少の誤差はあるにしても、もう犬ヶ岳山系の縦走路に近いはずです。写真中央中段に尾根が見えているのですが、膝上まで埋まって登れません。時間があれば、登れると思うのですが、雪でこれまで来たトレースが消え始めているのと再び迷って日が暮れてもいけないので引き返すことにしました。


 登ってきた斜面です。雪の吹き溜まりは腰まで埋まるので雪が凍結して締まっている場所を探しながら右に左に登ってきました。ストックの紐は凍り始めるし、ゴアの手袋も中まで濡れるし。良い経験をしました。

【後書き】
 未だに自分がどこに登ったのか分かりません。元々方向音痴の上に今回のように南に向かって登ると全然駄目です。GPSが欲しいです。多分、茶臼山1039mの方にずれたのだと思います。帰りに赤テープを探しながら下ったら正規のコースにはしっかり赤テープがありました。ぼーっとしてトレースだけを踏んで歩いたらこんな事になると言う良い教訓になりました。


【前書き】
 移動性高気圧で晴れる予報にもかかわらず、どこに行くかが決まらない。晴れそうなので見晴らしの良い山に行くべきか、とも思うが、何となく野峠から犬ヶ岳の一ノ岳迄歩くことにした。

【年月日】’09.2.21(土)
【同行者】単独
【コースタイム】野峠(9:10)→一ノ岳(11:10-35)→野峠(13:25) 片道3.8km       

【写真と解説】

 野峠の登山口がどこにあるのか知りませんでしたが、野峠から20〜30m直進した所に登山口がありました。
 車を止めるスペースはほとんどないので、込む時期は野峠近辺に止めるのでしょうか。


 最初のピーク。910mピークでしょうか。下に鎖場が見えています。 


 暫く行くと鎖場がありました。ちょっと緊張しました。
 最近、体が硬くなって、平衡感覚も鈍ったように感じます。


 振り返ると鷹巣山三ノ岳(写真左)と英彦山北岳(写真奥)が見えています。
 今日は黄砂が来ているため、空気が濁っています。


 ツチグリです。つまむと胞子が吹き出しそうな。
 登山道に幾つか咲いていました。


 ブナ林をゆっくり歩く。気持ち良い!


 一ノ岳です。標高1124mです。
 ここから東進すれば大竿峠を経由して犬ヶ岳へ、北上すれば求菩提山へ行くことができます。


 写真左に三陀山、中央に苅又山、右に鷹ノ巣山、右奥に英彦山の北岳が見えています。


 ブナです。新緑の頃も綺麗です。新緑を見ると元気になります。

【後書き】
 今回、野峠から一ノ岳まで歩いて、修験道で英彦山と求菩提山が一体であろうというのが良く分かりました。尾根続きで結構近い。
 高低差のあまりないコースなのに足腰が疲れました。
 来月は会社の仲間を連れて大山の残雪登山に行くというのにこんな状態で大丈夫か、心配です。


【前書き】
 先週岳滅鬼岳にシャクナゲの下見に行ったのですが、不作でした。
 数日前の朝日新聞3面記事欄に犬ヶ岳のシャクナゲの記事が小さく載っていたので行ってみることにしました。

【年月日】’08.5.11(日)
【同行者】単独
【コースタイム】登山口(9:20)→(ウグイス谷)→経読林道(10:05)→笈吊峠(10:35)→茶臼山方面
         →笈吊峠(11:15)→犬ヶ岳(12:08)→大竿峠(12:28)→経読林道(12:43)
         →恐淵→登山口(14:00)
【場所】国土地理院 ウオッちず地図閲覧サービス         

【写真と解説】

9時過ぎに駐車場に着いた時には駐車場は満杯でした。熊本、大分、福岡、山口ナンバー。
犬ヶ岳のシャクナゲ、有名なんですね。
天気予報は午後から晴れ。犬ヶ岳はまだ雲の中でした。
駐車場が満杯だけあって、団体の先行者が結構いました。団体はどんどん抜いていきました。珍しくどのグループも
道を譲ってくれます。しかし、笈吊峠手前で団子状態。登山道はじゅくじゅくでまともに歩けない状態。

笈吊峠から人の少ない東側の茶臼山方向へ行ってみることにしました。シャクナゲはぽつぽつ咲いていますが、
登山道が狭くてシャクナゲに付着した雨水でズボンも上着も濡れ始めました。退却です。
笈吊峠に戻って、そのまま下山するか、犬ヶ岳を目指すか、迷いましたが、犬ヶ岳に行ってみることにしました。



霧の中の笈吊岩です。皆、迂回路の方へ行って、笈吊岩は私一人だけでした。
岩が濡れているのとカメラを首にぶら下げていたので少し緊張しながら登りました。



シャクナゲは、花の付いていない木は全く付いていません。花が付いているのは20本に1本以下だと思います。
それでもシャクナゲの木が非常に多いのでまあまあ楽しめました。
上の写真はかめノ尾の手前のシャクナゲです。
登山道は登山者が数珠繋がりでしたが、諦めがついてゆっくり歩きました。
かめノ尾は昼食を採る登山者の凄い人だかりだったので、猛スピードで通過しました。



大竿峠から恐淵に下ります。ほとんど人がいません。
渓流と新緑が最高です。昔は良く来たのですが、この雰囲気好きです。



細い流れが、滝になっていきます。落ち葉のじゅうたんに新緑と清らかな流れ。
木が邪魔をして写真に撮れないのですが、日本庭園そのものです。


新緑が綺麗です。
さらに下ると消防署の人達が10人位登ってきました。話を聞くと気分が悪くなった人がいるとか。
麓に消防車と救急車が待機していました。消防車の無線を聞くとヘリコプターも準備しているようでした。

【後書き】
 シャクナゲは裏年みたいと言いながら、木自体が多いのでそこそこ楽しむことが出来ました。
 それにしても人の多いこと。こういうのはちょっと苦手ですね。


【前書き】
 犬ガ岳は日本三大修験場の一つである英彦山とその影響下にある求菩提山を結ぶ峰となっており、昔は暇があれば時々登っていましたが、最近は暫く登っていませんでした。
 犬ガ岳はツクシシャクナゲの自生地としても有名で5月の連休頃から見頃になりますが、年によって当たり外れも結構あります。仮にシャクナゲが無くても豊前側登山道にはウグイス谷と恐淵があり、渓流沿いの登山は楽しいものです。

【年月日】’04.4.29(木)
【同行者】会社関係3名
【コースタイム】登山口(9:15)→(ウグイス谷)→経読林道(10:25)→笈吊峠(11:27)
         →犬ガ岳(13:03-23)→大竿峠(13:50)→経読林道(14:20)
         →恐淵(15:22)→登山口16:20         

【写真と解説】

登山口の駐車場
求菩提資料館バス停から約1km上ったところに犬ガ岳の駐車場がありました。

昔はこの駐車場は無かったので、看板の’92が出来た年だとしたら、12年以上登ってなかったことになります。

綺麗なトイレも付いてます。便利になりました。
登山道のネズミ
笈吊峠手前の登山道の真ん中で小さなネズミが動いていました。

直ぐに逃げるかと思いましたが、逃げる様子がありません。

手を差し出すと寄って来ました。

非常に可愛いネズミでした。
笈吊岩
笈吊岩です。30m位あるとガイド本には書いてあります。

ちょっと前の新聞に、この下で白骨が見つかったと書いてましたので、転落事故で亡くなった方でしょうか。

鎖が下がってますが、鎖に頼らなくても登れる程度の崖です。

逆に鎖に頼りすぎると、下の人に鎖を煽られたりした時にバランスを失って非常に危険です。
縦走路
犬ガ岳山頂手前から今歩いてきた縦走路を見たものです。

新緑が非常に綺麗です。

右の方には由布岳、鶴見岳、九重連山が見えます。
鶴見岳と由布岳
この日は快晴で遠くまで比較的良く見えました。

写真中央が鶴見岳、右手に由布岳が見えています。
九重連山
犬ガ岳山頂手前からは九重連山も見えました。

硫黄山からの噴煙が肉眼では、はっきりと見えました。

中摩殿畑山は手前の山々の右手にあるはずですが、その帰りの雪舟庭からもはっきりと九重連山が見えました。
犬ガ岳山頂
犬ガ岳山頂は甕ノ尾とも呼ばれています。

展望台がありますが、木で何も見えません。

笈吊峠から犬ガ岳手前までツクシシャクナゲの群落がありますが、今年は花目がほとんど付いておらず、完全な裏年です。
犬ガ岳〜大竿峠の登山道
犬ガ岳から大竿峠までは非常に快適な歩きです。

明るい新緑の中をゆったりと歩くことが出来ました。
大竿峠から中摩殿畑山
大竿峠から木の枝越に中摩殿畑山が見えています。

中摩殿畑山からは英彦山とこの犬ガ岳の稜線がはっきりと見えます。

犬ガ岳の縦走路から南側が良く見える場所はあまり無いようです。犬ガ岳山頂手前と数箇所しかないみたいです。
夫婦淵付近の滝
下りはずっと渓流沿いに歩きます。

このコースは登山口を中心に三角形に歩くコースなので、右回り、左回りどちらでも選択できます。

今回は笈吊岩を登りに使いたかったので右回りコースで歩きました。
鎖場
更に下っていくと鎖場がありました。

一見すると鎖にぶら下がって川を渡るのかと錯覚しましたが、降りてみると大したことありませんでした。

しかし、子供だと少し大変かも。
鎖場
所々に渓流沿いの鎖場があります。

足を滑らせるとかなりやばい場所もあります。

そういうところは緊張するので事故は少ないと思いますが、高所恐怖症の私は内心ヒヤヒヤ。

【後書き】
 久々に犬ガ岳に登りました。その内歩こうと考えていたのですが、体力的にゆとりが無くて、延び延びにしていましたが、登った感想はやっぱり犬ガ岳は良い山!
 残念ながら2004年のシャクナゲは完全な裏年に当たったようです。また、来年登りま〜す。

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